＃1では珍しい、女性ヴォーカルの下品な唾吐き音を収録。これまでより最もパワフルになった分、メロディが減退している。それでも＃1のクォリティは十分高い。そしてキンちゃんとアレキシの恋が終わるとともに、このバンドもこの３rdをもって自然消滅した。

正統派！正統派！と強調されていたけど、「メロディック・パワー・メタル」の形容が最も近い。メンバーも豪華な夢のドリームチーム。北欧メロディーをメロデスばりのパワーで押しまくる音楽性なので、メロスピ・ファンにもオススメ。

後のチルボドに正式加入するローペが参加。ここからキンちゃんの本領が発揮される。演奏力は保証済み。キンちゃんとアレキシの恋はまだ続く。

awesome!!すばらしいですよ・・・数少ない女性メタルシンガーのキンバリー率いるsinergyは歌唱力・演奏技術もともにトップに上るものだと思います。ローぺとアレキシのギターソロはまじ鳥肌ものだし・・・かっこよすぎ！！

一曲目の完成度は今聞いてもやられる。伝統的HMを巧く消化し、これだけの曲を書けるアレキシはさすが！そしてローぺ�ｩ彼、実はアレキシよりギター巧い気がします(笑)

メタルにハマったキッカケとなったのがこのアルバムでした。すごく聴きやすくてメタル初心者にもおすすめ！アレキシのギターはテクニックもすごいけど、音づくりがすごく好き。だからﾁﾙﾎﾞも好きなのかも。

ドラムサウンドが飛躍的にアップしてて嬉しいかぎりでした。そのトミーはTO/DIE/FORをクビになって今は何をしてるんでしょうか。ローぺはチルボドでは見せない超絶プレイを惜しげもなく聴かせてくれてます。

メンバーが変って、作風も違ったものになりましたね。個人的には前作の路線を引き継いで欲しかったが…ロックンロールなSinergyも悪くない!!

COB色に染まっているアレキシ・ライホの華麗なギター・ソロが我を忘れさせてくれるBeware The Heavens、キンバリー・ゴスのパワフルなヴォーカルもあって頭から離れない。ロニーの書いたインストゥルメンタルも美しいですね。

このアルバムの一番いいとこは、音質ですね。キンバリーの声も前作と比べるとパワフルでかなりいいです。HR/HMは音質で聞けるかどうかが決まる…と思わされた一枚です。曲もなかなかの力作です。なんか、こう純粋なHMのパワフルさが伝わってきます。