CD

ライヴ・イン・東京1970 ジョージ・セル&クリーヴランド管弦楽団(2CD)

Sibelius / Mozart

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1073
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
DSDリマスター

商品説明

ベスト・クラシック100
DSDマスタリング ルビジウム・クロック・カッティング

セル&クリーヴランド管/ライヴ・イン・東京1970(2CD)

2000年に初めて発売された、不世出の指揮者ジョージ・セルと主兵クリーヴランド管弦楽団の、唯一の来日公演(万国博覧会のための来日)の模様を収録したライヴ・アルバムです。レコードにおいては、彼らの合奏の驚異的な精度は話題になっておりましたが、ここに聴くライヴでも、想像を絶するアンサンブルの妙が確認できます。当時の聴衆も相当度肝を抜かれたこと間違いないでしょう。正確無比で端正でありながら、その音楽はまさに『うた』にあふれています。
 この公演後、セルは急逝しますが、このライヴ演奏を聴くと、さらに長生きしてもっと我々に素晴らしい音楽を聞かせてもらいたかったと思うことしきりです。(ソニー)

CD1
@ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
Aモーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
CD2
Bシベリウス:交響曲第2番ニ長調作品43
Cベルリオーズ:ラコッツィ行進曲〜歌劇『ファウストの劫罰』作品24より
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音:1970年5月22日、東京文化会館大ホール(ライヴ、ステレオ)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
44
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
歳が分ってしまうが、この数日後の「英雄」...

投稿日:2017/09/13 (水)

歳が分ってしまうが、この数日後の「英雄」を中心としたプログラムの実演は聞いた。前半のスメタナとプロコフィエフは、このCDのウェーバーとモーツアルトの演奏振りに似ていた(と思う)。ウェーバーの冒頭のホルンの夢幻的な柔らかさとヴァイオリンの合いの手の精妙なこと!強いていえば、録音が大変明瞭なのはいいのだが、少しオンマイク気味で全体の音が見事に溶け合っていた実演の音のバランスは少し欠けているような気がする(半世紀前の記憶だから当てにならないかもしれないが)。ト短調もその延長だが、ここではいくつかの部分でセルには珍しいアゴーギグがかかる。実は吉田秀和氏が大阪公演で絶賛した「英雄」は、東京公演ではここが少し大き過ぎて抵抗を覚えたのだが、モーツアルトではもっと微妙な掛け方なのでロマンティックな色合いを加えたという感じである。あちこちで聞こえるセルの声も含めて、メカニックとか冷たいとかいわれていたセルのスタイルとは違っていた。これがドラマティックな方向に拡大されたのがシベリウスで、これは全体の音の調和とかいうのではなく、遥かに熱い巨匠的な音楽が展開される。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

1
★
★
★
★
★
とにかくシベリウスがすごい。聴きなれたは...

投稿日:2017/05/12 (金)

とにかくシベリウスがすごい。聴きなれたはずの音楽が全く違って聞こえる。 実演を聴くのに近い音圧感であるし、このジョージ・セルはすごく「熱い」。 確かに奏でられる音符はシベリウスな筈なのだが、北欧系の後期ロマン派というよりチャイコフスキーとシューベルトを足して2で割ったような新古典主義っぽい音作りになっていて、それが室内楽かと思えるほどの猛烈に精緻なアンサンブルでぐいぐい攻め込んでくる。頭で何かを理解する前に、胸がつまり目がうるっときてしまうような不可思議な体験だ。全曲じっくり集中して聴ける時にだけ取り出して聴くことにしたいCDである。

コピーマスター さん | 千葉県 | 不明

3
★
★
★
★
★
これほどまでに完璧を感じさせるCDは体験し...

投稿日:2016/10/21 (金)

これほどまでに完璧を感じさせるCDは体験したことがない。これがライブと言うから、感動を超えてあきれるレヴェルだ。楽団員が、毎日拷問のような練習を重ねてきたんだろうな…と思い、近寄りがたい恐怖すら覚える。モーツァルトを聴きたいというリスナー、シベリウスを聴きたいというリスナーには、ほとんど推薦できないが、これほどの演奏の前には、最高得点以外にあり得ない。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

3

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品