彼らだからこそ出せるユニセックスなダンスポップ。ポジティブで艶やかな色彩豊かなパーティ・ロック。

Ｍ4、Ｍ6はヒットしてますし、全曲聴いていて飽きない、とても明るく楽しいアルバムです。

1st、2ndの方が良かった！などと言われるバンドが多い中、シザーシスターズはアルバムを出すたびに良くなっている。エンターテイメント性のある１枚になっている。

４年ぶり！久々のシザーシスターズの新作はアゲアゲでノリノリのパーティーチューン満載！バック・トゥ・ザ・フューチャーの様な８０年代のＳＦ映画を思わせる80’s風エレクトロポップと、70’s風のディスコ・サウンド、そこにシザーシスターズの怪しさと猥雑さがあいまって、ギラギラとした夜の街のエネルギーが充満した様なアルバム。

3rdアルバムからの1stカット。ロック色が強く、９０年代のテイストを感じさせるＰＶも好評価を得ている。フジロックだけではなくヘッドライン・ツアーを期待する人も多いことだろう。

明るく、楽しく、軽やかに。ゲイ・カルチャーのフロントランナーとして活躍する彼らのサウンドは今回も期待を裏切ることのない作品を仕上げてきた。ポップス、ロック、ダンス、Ｒ＆Ｂといった特定のジャンルにカテゴライズされないような形でシザー・シスターズというブランドを作り上げた感がする。

７０年代後半、パンク〜ニューウェーブの時代を「ムーブメントが何もなかった時代」と言い切り彼らが自他共に認めるクィーンからの影響を理解出来ない人間＝何年聴いてても「リアルタイムで…」しか自慢できない聴覚障害オッサンには、理解出来ないのかもしれない。プリンスやレニークラヴィッツに、登場時「前時代のパクリ」的評価を下していた無見な愚か者が居たように。

タイトルだけで恐る恐る注文してみたのですが、なんとこれが2001-2003年に制作されたデモ集でびっくり。1stの曲（殆ど）やシングルのカップリング曲、はたまたPink Floydの”Us and Them”のカバーなどを71分にわたって収録。メンバーはJake, Babydaddy, AnaとDelの前任のguitar氏。今の所ネットではHMV Japanでしかgetできないようです。

おお！７０年代後半の泡沫ポップスのいいとこどりだ！ビージーズの影響が一番強いけどsaturday night feverじゃなくてnights on broadwayとかyou should be dancingとか・・・そう、あのムーブメントが何もなかった時代の音だ。そんな時代をリアルタイムで知っているおじさんは思わすhave a nice dayシリーズを聞いてしまうのでした

面白いですね！ 彼らの音楽は面白い！ 聴いてて、なんだかいい気分になるというか。 ときめきダンシン。 いい邦題ですね！！ ﾎﾞｸ、邦題ﾀﾞｲｽｷだしｗ