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フィンランドのサックス界を代表するオッリ=ペッカ・トゥオミサロ
デューク・エリントンの「スタークロスト・ラヴァーズ」をとびきり切なく奏でる
オッリ=ペッカ・トゥオミサロは、シベリウス・アカデミーのペッカ・サヴィヨキに下で学び、現在、アカデミーの博士課程で研究をつづけながら、サクソフォーン奏者として国内外で積極的な演奏活動を行っています。現代フィンランドの作品を集めた『アベニュー』(ABCD275)につづく、このアルバム『サクソフォーン・ロマンス』では、一転、親しみやすい音楽を中心とするプログラムを演奏しています。
デューク・エリントンの『スタークロスト・ラヴァーズ』、『プレリュード・トゥ・ア・キス』、『サルトリー・サンセット』を収録。デューク・エリントンらしい上品かつ官能的な少しけだるい美しいメロディー満載の名曲です。『スタークロスト・ラヴァーズ』は村上春樹の小説「国境の南、太陽の西」にも登場する曲で、「幸薄き恋人たち」というタイトル通り寂しく悲しい曲でサックスの甘く切ない音色にピッタリの作品です。
トゥオミサロのオーケストラに参加するのはフィンランド音楽界のフロンティアで活躍するプレーヤーたち。エリントンの曲では、ピアノのリスト=マッティ・マリン、ベースのヴェサ・オヤニエミ、ドラムズのミッコ・アルリンのトリオが、トゥオミサロと一緒にスウィングします。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ユーリウス・ヤコブセン:ワルツ・スケルツァンド
・デューク・エリントン/ビリー・ストレイホーン:スタークロスト・ラヴァーズ
・ジョージ・ド・ゴジンスキー:ロマンティックな小品
・リッカルド・ドリゴ:ブリエッタ・ワルツ
・ビリー・ストレイホーン:チェルシー・ブリッジ
・アーサー・ボーンシャイン:抒情的な幻影
・ギュンター・バハナー:ヘカトン
・デューク・エリントン:プレリュード・トゥ・ア・キス
・エルンスト・フィッシャー:夕陽の微かな光のなかに
・グスタフ・リントナー:ヴァルス・カプリース
・デューク・エリントン/ジョン・ハール、ジョン・レネハン編:サルトリー・サンセット
オッリ=ペッカ・トゥオミサロ(サクソフォン)&ヒズ・オーケストラ