Secret Love

2003年にアルバム『It's Not the Moon』でデビューしたLAで活躍する女性シンガー、サラ・リーブの第2作。今回はマット・ピアソンのプロデュースのもと、テイラー・エイグスティ、アーロン・パークスという現代の人気2大ピアニストによるダブル・キャスト、さらにエリック・ハーランドらを迎えた、まさに瑞々しいサウンドのシャワーとなった。肝心の主役のヴォーカルも、まさに「物怖じしない」カラったとした伸びやかな歌声で、聴く側も爽やかな印象が第1だ。途中スキャットなども駆使し技術的にも鍛錬されている事が伺える。収録曲はお馴染みのタイトルが続くが、このメンバーにかかれば、当然ながらフレッシュな感覚満点で、古臭さなどは微塵も感じさせない軽やかさを聴かせる。

Sara Leib | voice
Taylor Eigsti | piano & keyboards (1, 2, 4-6, 10)
Aaron Parks | piano & keyboards (3, 7-9, 11, 12)
Harish Raghavan | bass
Eric Harland | drums
Dayna Stephens | tenor saxophone
Richie Barshay | percussion, tabla

All arrangements by Sara Leib, except Secret Love,
arranged by Jed Wilson and Heather Masse
Produced by Matt Pierson