え、今さらの国内盤!?もっとはよ出さんかい(笑)！もし前作のような曲を期待するなら、がっかりするかも。でも、めちゃくちゃかっこ良いよ。1stシングルはM6。ポップでどことなくメランコリックなメロディは健在です。

最初はスウェーデン出身なんだ！と驚きながら聴いてたけど、今ではすっかりサハラの虜です。彼女たちのアルバムの中ではこれが一番好き。バンドの自信も感じられるし、何より演奏するのが楽しそうだから。ずっとバンド続けてほしいなぁ。

1曲目2曲目にパワーソングを持ってきており聴きやすい。個人的には6曲目のStupid Tricks、Hangin’が好きだ。音に重みはないがそこが逆にすごくいい。かわいらしいリフが特徴のEmpty Heart、Mind Over Matterや激しくパンクなWalk On The Wire、せつなく聴かせるKeep Calling My Babyなどなどバランスのよいアルバム。来日してほしい。大好きだサハラ！！

聞けば聞くほどいいアルバムです。2曲目「Loneliest City Of All」の歌詞に“東京”が登場しており、なんだか嬉しい気持ちになったのは私だけでしょうか。

彼女たちがやってる音楽は、誰が何と言おうと純粋なロックンロール。でも、時々パンクにも通じるものを感じる気がする。万人受けするポップ・ソングより、自分たちの音楽を追求していってる姿はリスペクトできる！頑張れサハラ!!

前作の人気曲“Hot Night Crash”のような曲は入っていません。全曲がゆっくりと、深く流れていロックです。1stシングルのM6、2ndシングルのM1をはじめ、素晴らしい出来の曲が並んでいます。ここまで渋いロックンロールを聴かせてくれるガールズバンドって、彼女達以外にいないんじゃないでしょうか。

ガールズ・ロックと聞いて思い浮かぶのは、ドナスとサハラ・ホットナイツ。この両バンドは、お友達だそうですよ。ドナスがポップでパンクにパーティするタイプなら、サハラはじっくりと渋く聴かせるタイプ。とにかくこのメランコリックでどこか懐かしいメロディはこのバンドにしか出せない！

めちゃかっこいい！一番最初っからバンドの世界に引き込まれます。M1でかなりパンクに疾走したかと思えば、M6みたいにギターソロが渋い曲も歌える…こんなバンドは貴重でしょう！ベースラインもかっこいい；）

ポップさは確かに増したけど、根っこの部分では確かにロックしてる。ほんとにかっこいいバンドです。M2は下の方も言ってますがバンドを象徴する曲でしょう。ライブでも定番で、人気曲らしいです。最後まで絶対に飽きさせない！

日本盤はないのかな〜；( ガールズ・インディ・ロックといえばSahara姐さんで決まりでしょう！このアルバムからはリード曲「Cheek To Cheek」がありえないくらいいい出来！やっぱ最高です〜！