炎と森のカーニバル IN 2013

2013年10月、ボーカルFukaseの誕生日（映像は誕生日である13日の公演）とその前後に行われた、自身初の野外ワンマンフェスティバル「炎と森のカーニバル」富士急ハイランド？で3日間行われたイベントは、のべ6万人を動員。

地上波テレビや雑誌など多数のメディアがこぞって大絶賛した伝説の空間がついに映像化。

Fukaseがかつて夢の中で見たという「巨大樹の下でライブをやる」というイメージを元に走り出し、総制作費5億円という破格なスケールで展開された異空間は、SEKAI NO OWARI が持つ「ファンタジー」を最大限に表現し圧倒的で唯一無二な世界を作り上げた。

何度もスタッフから無理だと言われても諦めず、こだわり抜いて生み出したシンボルである30mを越える巨大樹が中心に存在するステージは、圧巻の一言。

スタッフも全員衣装を着用するなどドレスコードを徹底。お客さんには仮装来場をアナウンスした。また、馬やウサギの格好をしたスタッフ、会場に横たわるドラゴンのオブジェなど、ステージ上だけではなく、イベント空間全てをファンタジーな世界で包み込み、3日間だけのスペシャルで刹那な異世界が造り出された。

また、実際のステージは、ウォータースクリーンやファイアーボール、シャボン玉、レーザービーム、ダンサー、光るリストバンドや花火など、豪華で美しい演出が彩り、幻想的な世界が繰り広げられた。

ステージ演出に定評のある彼らが辿り着いた、SEKAI NO OWARIにしか出来ないパフォーマンスとファンタジックな世界表現が濃密に詰め込まれた、彼らにとって重要なポイントとなる瞬間を保存した映像作品。