SBB (エス・ビー・ビー) レビュー一覧 3ページ目
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投稿日:2006/05/10
前二作と較べると若干音が軽めになったが、どっこいアンサンブルがより緻密になって強度が増した。スカルチェクのヴォーカルもいつになく伸びやか。ロマン派を匂わせるメロディー、沈み込むようなスラヴの憂愁、マハヴィシュヌ・オーケストラばりのスタジオライヴのような迫力。これを聴けばポーランド最大のロック歌手NIEMENの最高傑作“STRANGE IS THIS WORLD”はバックを務めたSBBあってのものだと判る。
BBS さん
投稿日:2006/03/14
75年度のセカンドアルバムだが、スタジオ盤としてはバンド初。スペーシー・シンフォジャズロックで三人体制ながら申しぶんのない迫力。EL&PやYESのようにシンフォニーを装飾的フレーズとしてあしらうのではなくてロックパートとの切れ目のないいわば融合型であり、ひとによってはメリハリが希薄だとして評価が低いが、私としてはこれ見よがしでない流麗なサウンドに感心しきりだ。
S&B さん
投稿日:2006/01/01
先頃の22枚組ボックスセットの売れ行きに気を良くしたのか1,000部限定で出される未発表ライヴ/スタジオアウトテイクス9枚組の音源集。いまだに先行ボックスセットが流通しているから部数は本当なのだろうか?もっとも番号入りだから不正はできまいが、だとすると日本はよほどの得意先なのだろうな。中欧随一のシンフォニック・ジャズロックバンドの前進的感性と演奏力に酔うべし。アンサンブルの緻密さでは西欧を凌駕する。
ポルスカ さん
投稿日:2005/12/13
全体の仕上がりはシンフォニック、展開はジャジー、表現はロックンロール、とどのつまりプログレッシヴ!クラシックの演奏家のように一音も忽(ゆるが)せにしないほど丹念に練り上げられたアンサンブルは「西側の」音に耳慣れた自分にとっては新たな発見だった。しかもロックのツボはしっかり押さえられていて腹にズシリと響くヘヴィな音。マハヴィシュヌ+ELPの中欧シンフォ割り。手頃な2in1CDパッケージ。
プログレス新時代 さん
投稿日:2005/11/11
(↓)結局購入したが、まだデビュー作のライヴを聴いている状態、これ一枚で一時間以上収録されているのだから二十二枚でどれだけ楽しめるかは推して知るべし。EL&P+マハヴィシュヌ・オーケストラという某雑誌の紹介、それをシンフォニック寄りにした印象。両者ほど怒涛のテクニック応酬合戦でないものの、アンサンブルを重んじた非常に流麗な演奏。とはいえDのマグマばりの轟音ベースはとてつもなくアグレッシヴ!あとは自分の耳で、ね。
以下 さん
投稿日:2005/08/14
ポーランドのヘヴィ級硬派シンフォニック・ジャズロック・トリオ(同国の国民的ロッカーであるニェメンの元バックバンド)。めでたくボーナス・トラックも盛りだくさんの通にはよく知られたボックスセット。バラで購入してもすぐこの価格にはなるだろうから、ファンなら喉から手が出るほど欲しいはず。私の小遣いが貯まるまではどうか売り切れないで!
プログレッシヴ新時代の到来 さん
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ありがとうございました
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