2000年の第42回グラミー賞にて、エリカ・バドゥをフィーチャーした「ユー・ガット・ミー」で受賞(Best Rap Performance by a Duo or a Group)。また、『ザ・ベスト・マン』のOSTにジャグアー・ライトをフィーチャーした「ホワット・ユー・ウォント」がリード・トラックとなったり、クエストラヴは自身のサイド・プロジェクト=フィラデルフィア・エクスペリメントとしてのアルバムを制作、またJAY‐Z、コモン、ディアンジェロ、ジャグアー・ライト、フェミ・クティ、ジル・スコット、ブラッカリシャス他数多くのアーティストへ曲を提供。自身もインディ・レーベルからソロ作品をリリース。ルーツ・クルーの中からは他にもラゼールがソロ・アルバム『メイク・ザ・ミュージック・2000』(99年)をリリース、ダイス・ロウが『リクレイミング・ザ・デッド』(2000年)でソロ・デビュー、さらにブラック・ソートもソロ・アルバムを制作にとりかかる。2001年にはJAY-Zの『MTVアンプラグド』にてバック・バンドとして参加、アルバム・ジャケットにも大々的にフィーチャーされ話題となる。同年リリースされたサウンド・トラック『BLADE2』にも1曲を提供。