Rita Moreno レビュー一覧

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  • プエルトリコ生まれの米国人で、 ラティーノとしてオ...

    投稿日:2016/02/07

    プエルトリコ生まれの米国人で、 ラティーノとしてオスカー、エミー、グラミー、トニーの 米国4大エンタメ賞全てを受賞しているRita Moreno(リタ・モレノ) をゲストに迎えて、色々と子供時代から今までの話を聞く、 という放送 「Guest DJ Rita Moreno On Fighting Back And Winning」→ http://www.npr.org/sections/altlatino/2015/10/01/444443122/guest-dj-rita-moreno-on-fighting-back-and-winning が去年2015年10月冒頭にあったのを、たまたま聴いて… リタ・モレノは1931年にプエルトリコで生まれて、 5歳頃に母に連れられNYに移住し、 っていうその1930年代にはまだ、NYにプエルトリコ人コミュニティとかもない位 の少数派で周囲にスペイン語を話す子供は自分以外にはいなかった、 そんな時代(に受けた差別発言等)の話から、 エリザベス・テイラーとリタ・モレノは、 リタ・モレノのほうが2ヶ月早く生まれただけでほぼ同い年なんだけど、 エリザベス・テイラーは、 子供時代から芸能活動を始めていて先に世に出ていたから、 リタ・モレノ的には、 人種は違うけど他に誰もいないから彼女に憧れてロール・モデル的に見ていた、 という時期があった…という話、 そして、女優業を始めて、映画や舞台で賞を取るようになった頃の、 あれこれ…アカデミー賞助演女優賞を受賞した「ウエスト・サイド物語」製作時の、 ラティーノやプエルトリコに対する人種差別的偏見があって… という、当時の社会風潮や現実を窺い知れる裏話的な話… とか、恋人だったマーロン・ブランドがどうこう… 等々、色々と興味深い話が語られて、 2015年12月で84歳になるリタ・モレノが、 人生の大部分と言える80年近くを米国で生きてきて、 米国人相手に女優・歌手として成し遂げたことは物凄いことなのかな… と感じさせられたんだけど、 更に、そんなリタ・モレノが、とある授賞式でスピーチするのを観た エミリオ・エステファンが、 情熱的に語りかけてきて、是非一緒に仕事をしたい! ってことで、 エミリオ・エステファンがリタ・モレノをプロデュースした、 リタ・モレノ初のスペイン語での楽曲アルバム 「Una Vez Mas」(ウナ・ベス・マス/Once again) が2015年9月末に発売された、っていうCD制作秘話的な経緯が、 語られて…で、 番組放送内でそのCD内の曲も5〜6曲紹介されていて… そうそう、 何故今までスペイン語での楽曲アルバムを創ることがなかったのか? という質問に対する答えが、 「今まで全くそういう話がなかったから」 という話も、色々深くて、興味深かった…彼女は今まで、 米国の英語圏の市場で英語を話す人達(顧客)を相手にショービジネスを、 やってきた、その(閉鎖的な)世界で戦ってきた… その中で今まで誰も「スペイン語での楽曲アルバムを創りましょう」 という仕事の依頼はしてこなかった、と… 単にそれだけだ、と…それが、 今回ラテン音楽界の大物プロデューサであるエミリオ・エステファン が彼女にインスピレーションを受けて、是非!、 という話になった…と。 その辺も、リタ・モレノの幼少時から人生のまだ若かった時代、 1930〜1960年代と今の2010年代とで、 米国内における、ラティーノの社会的な立場とか境遇も、 随分と変わった、ということの1つの表れなのかな…と思うと、 興味深かったり… …そんなこんなで、その放送を聴いて、 色々と興味深く感じて印象に残ったので、2015年末に、 ここのHMVのサイトで、色々と注文出来るんだな、と知った際に、 値段も、まとめ買い価格で、¥1,151 という値段で買えるってことで、じゃあ是非、って感じで注文して… ちょっと、他の注文商品の入荷が遅れた関係で、 今年の2月になってから商品が手許に漸く届いたって感じに、 なっちゃったけど… 早速聴いてみて… 「En Aranjuez Con Tu Amor」 (エン・アランフェス・コン・トゥ・アモル/In Aranjuez with your love/アランフェスで愛しい人と) は、ホアキン・ロドリゴが1939年に作曲したギター協奏曲 「アランフェス協奏曲」 にヴォーカルを付けてのリタ・モレノ版の曲… 去年聴いたラジオ放送内でも紹介されてたけど、やっぱり、 雰囲気を感じる歌声で、何か、いいな、 と…他にも、 「Cuando Despierto」(クゥアンド・デスピエルト/When I Wake up) とか、全体的に、ゆっくりした調子の曲が多くて、 日本の演歌的な曲、またはムード歌謡的な曲という印象の曲 が多かったり… でも、そんな中でも、 「Punto de Referencia」 (プント・デ・レフェレンスィア/Point of Reference) は、ムード歌謡調に曲が始まりつつも、クライマックス部分は、 ラテンのリズムが前面に出て曲の華やかさが増したり… …リタ・モレノ本人も、お気に入りの曲だと放送内で語ってたけど… 「Monte Adentro」(モンテ・アデントゥロ) って曲は、 リタ・モレノの故郷であるプエルトリコの伝統音楽の1つBomba(ボンバ) のリズムがさり気なく取り込まれていたり… でも、そんな細かな部分が分からなくても純粋に、カッコイイなと思える曲… …そんなこんなで、このCDの計11曲42分、を聴いていて、 そもそも、考えたら、 これを収録して創った時は82〜83歳だったわけでしょ… その年齢で、この歌声だ、っていうのも、流石だなぁ凄いなぁ、 という部分も感じるし… あと、個人的には、スペイン語を少しずつ学んでいきたいな、 っていう状況で、 このアルバムの楽曲群はゆっくりな調子で単語の一語一語も、 聴き易そうだから、曲を聴きながら、 音楽を楽しみつつ、スペイン語にも馴染む、という… 一石二鳥な感じで役立てられそう… と、そんな想いもあって今回買った、という面もあるので… 実際にアルバム1枚、全部通して聴いてみて… 期待通り、末永く聴いて楽しみ、かつ、勉強にも活用出来そう、 と感じたので、価格面も含めた総合的には、 非常に満足しています。

    ♂猫Junn-Junn さん |40代

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