CD

R=コルサコフ:シェエラザード、ストラヴィンスキー:組曲『火の鳥』 モントゥー&パリ音楽院管、ロンドン響

Rimsky-korsakov / Stravinsky

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD7128
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》 作品35(*)
ストラヴィンスキー:組曲《火の鳥》(1919年版)

パリ音楽院管弦楽団(*)、ロンドン交響楽団、指揮:ピエール・モントゥー
録音:1956年 パリ、1957年 ロンドン

ドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキーの20世紀初頭の記念碑的名作を初演するなど活発な活動を展開し、ストラヴィンスキーをして「私の作品を完璧に演奏する指揮者」と言わしめたピエール・モントゥー。1963年に88歳という高齢で他界するまで数多くの名演奏を遺していますが、このアルバムに収められた2曲も「明快にして率直、整然としながらもニュアンスに富んだ構成を特色とした演奏」との高い評価を得た名盤です。

内容詳細

もう35年以上前の録音だが、この「火の鳥」はいい。ねっとりではないのだが、適度に美しい情感があり、しかも楽器バランスやリズムなどが端正だ。こんなにラヴェルの「マ・メール・ロワ」みたいに洗練された悲哀がにじみ出る「火の鳥」は他にない。(許)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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モントゥにしてはやや淡泊で味も薄いと思う...

投稿日:2020/01/24 (金)

モントゥにしてはやや淡泊で味も薄いと思う。曲が曲だけにもっと濃厚な音色を期待していたのに。これでは他の名演と言われる演奏と肩をならべるのは無理だろう。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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「シェエラザード」は全体的に「適切なテン...

投稿日:2009/12/06 (日)

「シェエラザード」は全体的に「適切なテンポ」で演奏されていると思います。他の多くの指揮者たちは、「多数派の指揮者たちが平均的に行っているテンポ」を基準として演奏しているのに対し、モントゥーは「スコアを基準として演奏している」と思われます。つまり、他のどこかで聞いた演奏様式に依存するのではなく、スコアを自力で読み込むことによって独自の演奏スタイルを発揮していると思います。スコアを自力で読み込むということなど当たり前のことのように思いますが、しかし、現実には「シェエラザード」に限ったことではありませんが、スコアよりも多数派の演奏家のスタイルを基準としてしまうという風潮が音楽界には潜んでいるような印象があります。モントゥーのこの演奏を「速めのテンポだ」と思っている人は、スコアではなく多数派の指揮者の演奏を基準としているのであろうと察します。確かにその多数派の「遅め」のテンポが悪いとは思いませんが、基準は多数派ではなくスコアにあるという事を忘れないでいて欲しいと思うのです。その点、モントゥーは(細部の事を言い出したら切りがないのですが)全体的にはスコアを基準とした独自のスタイルを発揮していると言って良いと思います。ステレオ初期の録音ですが、その年代のわりには聞きやすい音質だという事も手伝って、傾聴に値する演奏だと思います。「火の鳥」も過不足のない独特の味わいのある秀演だと思います。

MMT さん | 兵庫県 | 不明

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