CD

レスピーギ:古代舞曲とアリア、他 ヘスス・ロペス=コボス

Respighi / Falla

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD7125
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア(第1組曲、第2組曲、第3組曲)(*)
ファリャ:バレエ組曲《三角帽子》(抜粋:6曲)

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
録音:1978年 ロンドン(*)、1979年 ロサンゼルス

ヘスス・ロペス=コボスは1940年に生まれたスペインを代表する指揮者のひとり。オーケストラ・コンサートやオペラの指揮で世界的な活躍を続けており、その巧みな語り口や作品の性格描写の見事さなどで定評があります。このアルバムには、レスピーギが16・17世紀のリュート作品を管弦楽用に編曲した《リュートのための古風な舞曲とアリア》全曲と、お国ものであるファリャのバレエ組曲《三角帽子》から6曲が収められています。

内容詳細

日本ではどういうわけか評価の定まらないスペイン出身の名指揮者ロペス=コボスが、オーケストラの色彩豊かな名曲をていねいに、流麗に歌い上げている。彼は中編成のオーケストラを小粋にまとめるのも旨い。一方ファリャの躍動感と旋律美も無理なく表現。(佳)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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HMVレビューにもありますようにロペス=コボ...

投稿日:2012/12/27 (木)

HMVレビューにもありますようにロペス=コボスは語り口が巧い指揮者として正直私はローカル指揮者としてくらいしか認識していなかったのですが見直しております。出だしの頃は本盤作曲家のレスピーギ他のイタリアそしてお国のスペインの作曲家作品を主に収録しておりましたが今やマーラー、ブルックナー等へも進出するという活躍ぶりであります。さて、本盤のレスピーギ「リュートの為の古代舞曲とアリア」は1978年38歳の時にLPOを振って演奏録音したもので演奏タイムは第1組曲→(3’05+4’00+5’34+4’09)、第2組曲→(3’44+3’54+6’16+5’22)、第3組曲→(3’40+8’06+4’00+2’53)と後年1991年ローザンヌCOとの再録演奏分第1組曲→(2’57+3’37+4’40+3’46)、第2組曲→(3’57+3’59+5’44+5’17)、第3組曲→(3’13+6’57+3’33+3’12)と比べて全体本盤のLPOの方がどっしりした感じになっております。演奏そのものも指揮者の個性を別にしてLPOというオーケストラの割には私には線太く感じました。第1組曲スタートから比較的生々しくアプローチがなされガサツな印象を与えつつ運んで行きます。この曲に従来持っていた感傷性は淡く大味な元気活発面が「とりえ」ともなり管ソロの使い方も含め身近な演奏となっております。第3組曲の最終コーナーは「切れ」を入れつつ重心低くゆっくり〆へ結びつける巧者ぶりを示しております。マァ全体として熱っぽい素晴らしい演奏という総括にさせていただきましょう。なお、1979年ロスアンゼルスPOを指揮してのファリア組曲「三角帽子」(6曲・・・タイム2’15+3’34+4’02+3’22+2’40+6’07)はロペス=コボスのお国ものなのですが未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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