エマ・カークビーも参加!
チェリス・コンソート・オブ・ヴァイオルズによる極上のダウランド!
SACDハイブリッド盤。古代ギリシャの弦楽器をグループ名とする「チェリス」は、イギリスのヴィオール・コンソート。クリストファー・シンプソンのエアとディヴィジョンを演奏した『Ayres & Graces』を2015年にリリース、「素晴らしくしなやか、推進力と活気のある」と「ガーディアン」紙から
評されるなど、高い評価を得ました。『心地よき憂鬱(A Pleasing Melancholy)』と題した第2作アルバムは、ジョン・ダウランドの「7つの情熱的なパヴァーヌの姿をした」コンソート曲集『ラクリメ、または7つの涙(涙のパヴァーヌ)』の『流れよ、わが涙』の旋律による7曲とその他の器楽曲、そしてエマ・カークビーの歌う『流れよ、わが涙』をはじめとするダウランドと彼の同時代の作曲家の歌曲によるプログラム。アルバムを覆う悲しみの気分を変えるため、『ラクリメ』から『ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド』とトマス・シンプソンの『ターフェル・コンソート』(ハンブルク、1621年出版)に収められた『パドゥアン』と『ヴォルタ』の『今の調性感覚では長調』の作品が3曲挟まれます。ケンブリッジ、ガートン・カレッジのチャペルでのセッション録音です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ジョン・ダウランド:「昔の涙」「流れよ、わが涙」「新たにした昔の涙」
● ロバート・ジョーンズ:「横たわれ、悲しい心よ」
● ダウランド:「もし涙の洪水が」「ため息の涙」「悲しみの涙」「悲しめ、昼は闇の中に去った」「ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド」
● トバイアス・ヒューム:「どれほどの悲しみが」
● ダウランド:「パドゥアン」「ヴォルタ」
● ダウランド/ウィグソープ編:「悲しみよ、来れ」
● ジョン・ダニエル:「うつろな瞳」
● ダウランド:「強いられた涙」「愛するひとの涙」
● アントニー・ホルボーン/アジズ編:「わが重き魂は」
● ジョン・ダニエル:「望まぬまま扉を閉ざすことができたなら」
● ダウランド:「真実の涙」
チェリス・コンソート・オブ・ヴァイオルズ
エミリー・アシュトン、イブラヒム・アジズ
ジェニファー・ブロック、アリソン・キンダー、サム・ストールデン
エマ・カークビー(ソプラノ)
ジェイムズ・エイカーズ(リュート)
使用楽器:
Treble viol: Kazuya Sato, Japan, 2006 / Robert Eyland, Totnes, England, 1988
Tenor viol: Joe Lotito, West Dean, England, 2012 / Robert Foster, England, 2004
Bass viol: Renate Fink, Osterwieck, Germany, 2007 / Wang Zhi MIng, Beijing, 2010
Great bass viol: Robert Eyland, Totnes, England, 2006
10-course lute: Stephen Gottlieb, London, 2002
録音時期:2016年3月
録音場所:ケンブリッジ、ガートン・カレッジ・チャペル
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND