CD 輸入盤

『カール5世時代のスペインのビウエラ音楽』 今村泰典(ビウエラ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VKJK1318
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

世界的リュート奏者、今村泰典の最新盤!
日本語オビ・解説付き!


ビウエラとは、ルネサンス時代にイベリア半島およびスペイン語圏で広く用いられたギター属の撥弦楽器で、敢えて言うならリュートとギターの中間といった音色と機能を持っています。楽器の起源は中世まで遡り、弓で奏するものと指で奏するものの2種が存在し、弓で奏するものが後のヴィオラになったと伝えられています。
 このCDに収められているのは指で奏するタイプ、つまり今日言われる「ビウエラ」。スペイン語圏では特に16世紀にこの楽器のための曲がさかんに作られ隆盛を極めましたが、17世紀に入ってスペインの国力が衰えるとともにギターに取って代わられ姿を消しました。現在残っている当時のビウエラは数えるほどわずかしかなく、このディスクで使われている楽器は2012年に作られたものです。
 リュートに似つつもどこか物憂げで深い響きを持つ、いまや世界的に珍しいビウエラで一枚のアルバムを作るのは、日本が誇る世界的なギター・リュート奏者の今村泰典。ドイツ・グラモフォン(アルヒーフ)、ハルモニア・ムンディ、ソニー、ヴァージン・クラシックスの古楽部門の常連であるスペシャリストが満を持してのビウエラ・ソロ・アルバムの登場。これを聴いて遠い大航海時代に思いをはせるのも一興です。(TOBU)

【収録情報】
『カール5世の時代のスペインのビウエラ音楽』

・ルイス・ミラン:曲集『エル・マエストロ』(バレンシア1536年出版より 7曲)
・ルイス・デ・ナルバエス:バリャドリード(1538年出版の6巻からなる曲集より 4曲)
・アロンソ・ムダーラ:セビリア(1546年出版の3巻からなる曲集より 4曲)
・ディエゴ・オルティス:『変奏論』(ローマ1553年出版より 4曲)
・ルイス・ベネガス・デ・エネストローサ:『鍵盤楽器、ハープ、ビウエラのための曲集』(アルカラ・デ・エレーナス1557年出版より 4曲)
・ルイス・ミラン:曲集『エル・マエストロ』(バレンシア1536年出版より 6曲)

 今村泰典(ビウエラ/2012年ホセ・ミゲル・モレーノ制作)

 録音時期:2013年4月
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ビウエラ研究家・小川伊作氏による日本語解説つき

収録曲   

  • 01. Miln Libro de Msica de Vihuela de Mano Intitulado El Maestro, Valencia 1536
  • 02. NARVAZ Los seys libros del Delphn de msica, Valladolid 1538
  • 03. MUDARRA Tres Libros de Msica en cifras para Vihuela, Sevilla 1546
  • 04. ORTIZ Tratado de Glosas sobre clusulas y Otros Gneros de Puntos en La Msica de Violones, Roma 1553
  • 05. HENESTROSA Libro de Cifra Nueva para tecla, harpa y vihuela, Alcal de Henares 1557

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