Pacific Flow To Abbey Road

(メーカー資料より)
70年代SSWファン感涙必至！現在はハリウッドで映画音楽の巨匠として活躍、成功を収めたランディ・エデルマンの純粋なソロ作としては、何と実に27年ぶりとなるシンガー・ソングライター作品が待望の国内登場!!
タイトルが示す通り、カリフォルニアとアビー・ロードにてレコーディングされた往年の繊細さを思わせる楽曲の数々はシンプルなアレンジにランディの歌声が染み渡るファンへの最高の贈り物。
タイトルが示す通り、カリフォルニアとアビー・ロードにてレコーディングされた往年の繊細さを思わせる楽曲の数々はシンプルなアレンジにランディの歌声が染み渡るファンへの最高の贈り物。ソロ活動の再開は期待していなかった。ただ昔のように、ポロッとアルバムを出してく れたら超ラッキーと、そんな軽い心持ち。逆に、もしプリ・プロダクションみたいに中途半端なモノが登場するくらいなら、いっそ出ない方が…とさえ思っていた。〜でも彼は戻ってきた。純粋なソロ作としては、実に27年ぶり。しかも、サクッと自主制作してインターネットで流布するような、御座なりの作ではない。諸権利は自分のコントロール下に置きながらも、米英それぞれに実績のあるインディ・レーベルと連携 し、ディストリビュートを任せている。つまりランディも、アルバムを出す以上は、納得できるモノを良い形で届けたいと考えていたわけだ。
〜収録曲は全12曲。以前からランディのソロ作に馴れ親しんでいる方なら、思わずホッと安堵してしまう出来映えで、長いブランクなど微塵も感じさせない。サントラ仕事でも仮歌などを歌う機会があったのか、ソフトで甘い歌声は驚くくらい変わっていない。もしかしたら高いキーが出づらくなっていたりするのかも知れないが、昔のようにドラマをリリカルに歌い綴るだけの歌唱力は、今も充分に備わっている。
〜27年ぶりのソロ作だが、特別に身構えたところはなく…。むしろ、普段からフル・オーケストラで重厚なスコアを作ってきた人だから、よりネイキッドに、素の自分を曝け出しているような感覚さえある。決して万人向けの作品ではないが、70年代からのランディ・ファンにとっては、ずっと大切にしていきたいアルバムになるだろう。