CD 輸入盤

Imaginary Friends

Ralph Alessi (ラルフ・アレッシ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
7701817
組み枚数
:
1
レーベル
:
Ecm
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

これまで2枚のECMリーダー作『Baida』(2013)、『Ralph & Quiver』(2016)をリリースしプレスから絶賛を受けているトランぺッター、Ralph Alessiの3枚目が登場。
 2010年に初めて録音したクインテット以来活動しているクインテット作品で学生時代も共にしたサックス奏者ラヴィ・コルトレーンをはじめ、ECM作品初登場のピアニストAndy MilneとドラマーMark Ferber, さらにベーシスト前2作にも参加しているDrew Gressがメンバー。
 9曲全曲がAlessiのオリジナルで構成。(輸入元情報)

パーソネル:
Ralph Alessi (tp)
Ravi Coltrane (ts,ss)
Andy Milne (p)
Drew Gress (double bass)
Mark Ferber (ds)

収録曲   

  • 01. Iram Issela
  • 02. Oxide
  • 03. Improper Authorities
  • 04. Pittance
  • 05. Fun Room
  • 06. Imaginary Friends
  • 07. Around The Corner
  • 08. Melee
  • 09. Good Boy

ユーザーレビュー

総合評価

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Ralph Alessi(1963年〜)は、サンフランシス...

投稿日:2019/02/08 (金)

Ralph Alessi(1963年〜)は、サンフランシスコ出身のトランペッター。 これまでに、数々のリーダーアルバムをリリースし、ピアニスト・Uri Caineやベーシスト・Drew Gressなどと活動を重ねてきました。 ECMからは、「Baida(2013年)」「Quiver(2016年)」をリリースすると共に、最近では、Florian Weberの「Lucent Waters(2018年)」にも参加しています。 この「Imaginary Friends」は、AlessiのECM 3枚目のリーダーアルバム。 メンバーは、Ralph Alessi(トランペット)、Ravi Coltrane(テナーサックス他)、Andy Milne(ピアノ)、Drew Gress(ベース)、Mark Ferber(ドラムス)で、2010年以降活動を続けているクインテット編成によるもの。 Ravi ColtraneがJohn Coltraneの子息であることは、良く知られていることですが、彼はAlessiの学友なのだそうです。 全9曲、約61分。曲は全てAlessiのオリジナル。 穏やかなテンポの曲が多く、聴き進むうちに、懐かしい情景が目の前に浮かび上がってくるような心持ちになりました。 落ち着いたムードの中で、Alessiのトランペットが響き渡る1曲目「Iram Issela」。そのトランペットの音には艶があります。Coltraneの力強いサックスが加わると、ドラムスのFerberも明確なリズムを刻み始め、曲は徐々に盛り上がっていきます。美しい空と山々の連なりが頭の中に現れてくるイメージ。 2曲目「Oxide」は、Milneが密やかにピアノを奏で、トランペット、サックスが絡み合うようにメロディを紡いでいきます。特に大きな変化もなく、穏やかなムードが保たれます。 リズムセクションが一定のリズムを提供し、テーマに続いてColtrane がモーダルなサックスソロを披露する3曲目「Improper Authorities」。ソロはMilneのピアノに引き継がれ、Alessiのトランペットが淡々と曲を締めくくっていきます。 4曲目「Pittance」では、トランペットが空を駆ける風のように鳴り渡り、ピアノが美しい響きを添えています。 ドラムソロから始まる5曲目「Fun Room」。軽快なリズムに乗って、トランペットが多彩なフレーズを繰り出し、低位置で鳴り響くベース、粒立ちの良いピアノ、そしてスムースなサックスと共に、カラフルな空間を形成していきます。 6曲目「Imaginary Friends」では、アルコ奏法のベースが不思議なムードを醸し出し、トランペット、サックスが自由にメロディを奏でていきます。特定のリズムもないのに統制がとれているのは、Manfred Eicherのプロデュース力によるものでしょうか? 頬を撫でていく風のように奏でられるAlessiのトランペット。7曲目「Around The Corner」は、4分ほどですが、その心地よい響きにしばらく身を任せたくなります。 ダイナミックなアンサンブルが登場する8曲目「Melee」は、このアルバムでは最も長い10分を超える曲。Alessiのトランペットが鮮やかに鳴り響いた後、一旦バックの演奏は止み、Milneが自由で美しいピアノソロを奏でます。そして、再び全員の演奏が始まり、Coltraneがソプラニーノに持ち替えて艶やかなソロを披露。変化に富んだ曲調で、ライブではかなり盛り上がると思います。 ラスト9曲目「Good Boy」は、エピローグと言えそうな曲。ピアノとトランペットによる美しい響きが空間に解き放たれ、そのまま遠い風景に重なっていきます。 録音は、2018年5月、フランスのペルヌ=レ=フォンテーヌにて。プロデュースはもちろんManfred Eicherです。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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  • 作成者:さん