本作ではPlaid本来のエレクトロのアプローチは変わらず、若干、インダストリアル風な重めなビートも意識している。DnBのカオスへ向かう激しさが曲の後半で多々見て取れるのも印象的。ただ、どこかノスタルジックなメロディーの片鱗や、牧歌的なアトモスフィアは相変わらずで、アコースティックギターの味付けがところどころにあるのが、おもしろい。ただ、それはJohn Beltranのセンチメンタルというのではなく、やはりNew Orderの方向性に近いのが、Plaidらしい。Tr.6のジプシー音楽的なアプローチはおもしろいので、一聴の価値あり。

Plaid のアルバムをリアルタイムで帰るとは思えなかった！重鎮アーティストの枠だと思っていたので。テクノやエレクトロニカを混ぜたPlaid にしか作れない大傑作ではないでしょうか。12月にライブも行うみたいでさらにテンションあがります！

'11年発表｡ﾛﾝﾄﾞﾝ暴動で多くのｲﾝﾃﾞｨｰ･ﾚｰﾍﾞﾙが倉庫が燃やされ､在庫を失った｡WARPもその一つ｡ここで負けるな!90年代初頭のﾃｸﾉ黎明期から､近年は映画音楽でも活躍するｴﾚｸﾄﾛﾆｶ･ﾃﾞｭｵの本作はかつてのｲﾝﾃﾘｼﾞｪﾝﾄ･ﾃｸﾉから､哀愁の北方系ﾌｫｰｸﾄﾛﾆｶ､映画音楽風まで20年の集大成的作品｡ﾊｰﾄﾞﾃﾞｨｽｸ内で緻密に作られた音のﾎﾞﾄﾙｼｯﾌﾟ｡長く愛聴出来そう｡

'08年発表｡ﾌﾟﾗｯﾄﾞとしてはゆるめの音で､ｱｺｰｽﾃｨｯｸな響きを効果的に使っている｡ｻﾝﾄﾗであることを忘れて､純粋にこの音楽に酔おうじゃないか｡

なんで日本のサントラ手掛けるの？まぁ今回は他の変なアーティストの曲が入ってないだけましかな。

Tr.8などを聴いていると、こういう音楽のベテランの妙技だよなぁと思う。僕にはこのくらいの暗さが心地よいです。大胆なジャケもかっこいい。

Plaidにしてはダークな音 だけど、聞けば聞くほど味が でて、しかも何年経っても 飽きがこない、不思議な作 品。個人的には1曲目と9曲目 がオススメ。

や、何度聴いてもすばらしい。流石もとブラックドッグの二人☆ワープ全盛期。

'03年発表｡前作｢ﾀﾞﾌﾞﾙ･ﾌｨｷﾞｭｱ｣から約3年｡通算5枚目となるｱﾙﾊﾞﾑ｡ﾘｽﾞﾑがﾉﾘﾉﾘﾀﾞﾝｽ･ﾋﾞｰﾄ(4つ打ち)なわけでもないのだが､ｴｷｻｲﾄしてしまいそうな良い音｡ｵｽｽﾒは､M=4､8｡

WARPの中心ﾒﾝﾊﾞｰPlaidが手がけたRemix集。Black Dog時代から関わってきたBjorkを始め、坂本龍一のｶﾊﾞｰ「Riot in Lagos」、日本人ﾕﾆｯﾄEBZやreflection、ｱｺｰﾃﾞｨﾆｽﾄcobaといった国内ｱｰﾃｨｽﾄ(この後Cube Juice等も)を多く収録。他、HERBERT、Goldfrapp等からPlaidの未発表曲も。