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Pat Metheny (パット・メセニー) プロフィール

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パット・メセニーは、1954年8月12日、ミズーリに生まれ、幼少時から音楽環境に恵まれた家庭の中で小さい時から音楽的な才能を発揮、10歳で音楽を読み作曲、12歳で手に入れたギブソンのギターで演奏を始め、オーネット・コールマン、ジョン・コルトレーンを聴いて過ごしている。

 1968年、カンザス・シティーのコンサートでウエス・モンゴメリーを聴いてギターに傾き、自分のトリオを結成して演奏活動を開始している。1970年にはハービー・ハンコックと共演する機会を持っている。

 次第に自己の研鑚を深めたパットは父の意見に従ってバークリー音楽院を断念、マイアミ大学に経済先行で入学、しかし、ここにはパットの運命を決めたジャコ・パストリアスがいた。

 さらに、ウィル・リー、ハイラム・ブロック、ダニー・ゴッドリーブ、マーク・イーガン、ギル・ゴールドスタインらが、キラ星の如くここにいた。

 1974年、19歳のパットはデヴィッド・フリードマンのグループでデビューを飾り、さらに運命的とも言えるポール・ブレイのグループにも参加している。さらにECMのマンフレッド・アイヒァーとの仲介役をつとめることになるゲイリー・バートン・グループに加入、急速にポテンシャルを高めていく。

 この時期ジャコ=ボブ・モーゼスとのトリオで活動、レコードとしては、ブルース・ディトマス、ポール・ブレイとジャコ=パットの4人によるJacoが残っている。

 1975年には長年の盟友となるライル・メイズと出会っている。この年12月、待望の初リーダー作、Bright Size Lifeを収録、ECMからデビューする。
 1977年、ゲイリーバートン・グループを辞したパットは、自分の音楽を表現すべくPat Metheny Group(PGM)を結成、メイズ、マーク・イーガン、ゴッドリーブがメンバーだった。

 1978年1月、グループとしての初の作品、Pat Meteny Groupを録音、またこの年、ソロ・プロジェクトとして発売したNew Chautauquaは20万枚の売上を記録、一躍ECMのドル箱スターにのし上がった。

 1979年6月,PGMのセカンドアルバム、American Garageを録音、ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに凱旋している。この年のジョニ・ミッチェルとの共演は、さらにパットの名声を高め、American Garageはなんと発売2ヶ月で20万枚のセールスを突破した。

 この後もパットは、ソロ、PGM、グレイト・ミュージシャンとの共演などの様々な活動を展開、なかでも、長年の憧れでもあったオーネット・コールマンとのSong X、さらにジム・ホールとの時代を超えたギター・ヴァーチュオーソ対決は、パットのオリジナリティと存在感を確実なものにした。

 異色作として、Knitting Factory Labelからのデレク・ベイリーとの共演盤、 The Sign Of Fourを挙げておこう。

 近年はトリオ・プロジェクトも稼動、Trio 99/00,Trio Live99/00と現代最高のコンボを印象付けた。

 さらにPGMの久し振りの作品、Speaking Of Nowはドラマーに新人を起用、PGMの新しい時代を確立する作品となった。

 ジャコをはじめ時代を動かす人材に早い時期に出会い、パットの才能は一気に開花した。ジャンルを超えた音楽性と若い時代に聴いた音楽を次第に自己のものとしながら、パットはギターの可能性を極限まで広げ、ジャズの現代性を常に内包する音楽で聴く者に夢を与えてくれている。

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