Oz Live

イスラエル出身でニューヨークを拠点とするギタリストOz Noyのデビュー・ライヴ・アルバム。

13歳でプロとしてジャズ、ブルース、Pop、ロックをプレイ。16歳ではイスラエルの代表的ミュージシャン、パフォーマーとプレイ。24歳で国内で最も確立されたスタジオ・プレイヤーのひとりとして、多くのレコーディングやTVショウのハウス・バンド・メンバーなどをつとめた。
1996年にNYに渡り、様々な音楽性をミクスチャーしたユニークなサウンド、コンポジションのスタイルでローカル・ミュージック・シーンの多大なインパクトを与えた。

そしてRichard Bona、Chris Botti、Mike Clarke、Jeff"Train"Watts、Mike Mainieri、Harry Bellefonte、Toni Braxton、Phoebe Snow、など多くのミュージシャンのツアーやレコーディングに参加。またコマーシャルや映画音楽の世界でもプレイし、その才能は瞬く間に広がりを見せた。

本作は2003年に発表されたOzのデビュー・ライヴ・アルバムでニューヨークのクラブBitter Endでの4日間のギグを収録。ドラマーAnton Fig、Keith Carlock、ベースReggie Washington、James Genus、Will Leeが参加した。

そのスタイルはロック、ファンクをベースに様々な音楽性を取り入れたスタイルで、ジョン・スコフィールドやマイク・スターン、ビル・フリーゼルに次ぐ新世代ギタリストとして大きな可能性を秘めている。また、チャーリー・ハンターにも通じるジャム系要素も多分に含みジャム・バンド・ファンも要チェックだ。オリジナル曲が中心となるが、モンクの�Eでは独自の解釈で先鋭性を見せる。�Jはミーターズのカヴァーによるボーナス・トラック・チューン。

また、2005年には初のスタジオ録音作品『Ha!』をリリース。Anton Fig、Keith Carlock、ベースReggie Washington、James Genus、Will Leeという前作のメンバーに加え、George Whitty、Shai Bachar、そしてあのMike Sternが参加した。

Imagine Jeff Beck meets John Scofield in James Brown’s band
Guitar One Magazine, 2004