Overtures Classical レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

35件
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  • 序曲の個性的名演のオムニバス。父クライバーの「フィ...

    投稿日:2020/06/27

    序曲の個性的名演のオムニバス。父クライバーの「フィガロ」やショルティーの「魔笛」は勿論良いが、何と言っても白眉は「セビリアの理髪師」「ウイリアム・テル」の2曲(1961録音)。かつて天才少年と呼ばれたピエリーノ・ガンバの空前の名演が聴ける。1968年頃の講談社「世界音楽全集」で聴いて吃驚した記憶がある。強弱緩急自由自在。LSOも全盛期で凄い! ただこのCDの表記はPiero Gambaになっている(ピエロじゃないと思うんだけど)。1988年にオリジナル企画の序曲集(5曲)がでていたが、やはりPierino Gambaとある。因みにそのCD(米ロンドン;417-692-2)のジャケットは、メードインUSA、中の盤面はメードイン西ドイツ(!)になっている。何が正しいのでしょうか。   

    よねさん さん |60代

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  • ハンス・フォンクがドレスデン国立歌劇場管弦楽団を振...

    投稿日:2017/07/21

    ハンス・フォンクがドレスデン国立歌劇場管弦楽団を振って録音したロマン派のフランスとドイツのコミック・オペラの序曲集です。 この手の作品は一時よく演奏、録音された物ですが近年はあまり見られません。 アダン『われ王者なりせば』やフロトウ『マルタ』ニコライ『ウィンザーの陽気な女房』等々この分野の傑作ばかりが集められています。 フォンクは若くして亡くなった事や同世代の中では比較的地味な印象ですが、ドレスデン国立歌劇場管以外にもセントルイス響やケルン放送響の指揮者を務めた実力派であり、この盤でもツボをおさえた楽しい演奏を聴かせてくれます。 帯には「おんがくはたのしむもの、わくわくするこの一枚」なるキャッチコピーがありますが、まさにこのCDの演奏を的確に現した文章でしょう。 隠れた名盤と言えるでしょう。 1986年録音、音質良好。

    レインボー さん

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  • 韓国イエダン社がメロディアの音源をライセンス、リリ...

    投稿日:2013/12/11

    韓国イエダン社がメロディアの音源をライセンス、リリースしていたCDの一枚で序曲を集めたCD。 ただよくある名曲集ではなく大変マニアックな作りで、メロディアの音源を適当に引っ張ってきたかのような選曲だが、ロシア音楽ファンなら演奏者を見てるだけで楽しい。 一曲目はロジェストヴェスキーの1812年で、モスクワ音楽院管弦楽団というオケをふっている。 冒頭から骨太な音楽、フィナーレは爆演指揮者と名高いロジェストヴェスキーらしい演奏だが、鐘の音色が安ぽっい音なのが残念。 スヴェトラーノフはCDの大半を指揮しており、ルスランとリュドミラ、ウィリアム・テルの2つが特に素晴らしい。 ただ、最新機器によるリマスタリングを謳っているわりには、音質は悪く、やはりそれ相応に聴いてきた人でないとおすすめ出来ない。

    レインボー さん

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  • ヴァシリー・シナイスキーと言えばシャンドスに録音し...

    投稿日:2013/11/18

    ヴァシリー・シナイスキーと言えばシャンドスに録音したロシア音楽が有名だが、このCDはシナイスキーがラトヴィア国立交響楽団の指揮者をしていた1980年代前半に録音された物で、オペラの序曲集を集めた物だ。 収録曲は特に目新しい曲はなく、よく知られた曲ばかりを収録しているが、演奏は充実していて、隠れた名演奏。 特に『シチリア島の夕べの祈り』は推進力と集中力が凄まじく、一流オケの演奏にも匹敵する演奏だ。 次点としてスッペも良い。 録音は古い録音ながらも聴きやすい。

    レインボー さん

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  • 超巨大な「ハンガリー行進曲」が聴きものである。途方...

    投稿日:2013/02/19

    超巨大な「ハンガリー行進曲」が聴きものである。途方もない遅いテンポ、好き嫌いがはっきり分かれそう。私は楽しみましたが。オペラ序曲集というタイトルですが、全然オペラ的でないあたり、さすがシモノフだ。交響詩集というタイトルでも良さそう。識者の方にはお勧めできませんが、個性的演奏がお好きという方に推薦します。

    淳メーカー さん |50代

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  • 「オペラ序曲集」といってもトスカニーニは一曲、一曲...

    投稿日:2012/10/02

    「オペラ序曲集」といってもトスカニーニは一曲、一曲実に厳格な情熱を求心的に注ぎ込み、1942〜1952年録音ともう半世紀以上経っているにも係わらずある意味でいまだに演奏芸術上「普遍性」を保っているトスカニーニ演奏諸盤の一角物であります。周知の通りトスカニーニは1937〜1954年の長きに渡ってNBCSOの指揮者を務めその間大変広いジャンルで交響曲、管弦楽曲、協奏曲等を収録しその演奏傾向はある評論家の言を借りると「テンポが速い」、「ダイナミックな変化が強い」「リズムがクリーン・カットである」といった三特性に象徴されたものであります。殊にクラシック収録に対しては一人の演奏家の演奏スタイル経年変化をフォローする記録・・・ヒストリカル物・・・面も重要な側面として有しており次々毎年誕生する新人を含めた現役演奏家のリリースに加えるに物故演奏家の過去の記録の新発掘分等があり中々ビジネス上厳しい業界である事は今更私などの懸念を待つまでもありません。そうした状況で過去の大指揮者の代表的演奏盤はマァ生き続けるだろうしその一人であるトスカニーニの徹底した楽譜至上主義による演奏は後年の演奏法の規範となっており本盤演奏は勿論モノラルながら聴き易い録音で聴き飽きもしません。本盤収録のデータをメモしておきます。「魔弾の射手」(1952年録音、タイム9’56)、「運命の力」(1952年、7’07)、「ミニョン」(1952年、8’27)、「売られた花嫁」(1946年、6’11)、「ザンパ」(1952年、7’41)、「フィガロの結婚」(1947年、3’55)、「フィデリオ」(1944年、6’28)、「ドン・パスクァーレ」(1951年、6’32)、「シチリア島の夕べの祈り」(1942年、8’48)、「オベロン」(1952年、8’29)といった具合になっております。私の印象ではトスカニーニは比較的再録回数の少ない方なのですが以上のオペラ序曲では「運命の力」(1945年、6’57)、「ミニョン」(1942年、8’02)、「魔弾の射手」(1945年、9’15)等が再録ケースになっているようです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • どの演奏も粒揃いで、きっちりとした折り目正しい演奏...

    投稿日:2011/12/12

    どの演奏も粒揃いで、きっちりとした折り目正しい演奏。それによって多少面白くない個所もなくはないが、しかし1曲1曲誠実に向き合った演奏そして成果であったのだと感じる。時間がない時に数曲、という時はいつもこの演奏を取り出してしまう。

    hijidon さん

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  • オッフェンバック、スッペ、シュトラウスのオペレッタ...

    投稿日:2011/06/27

    オッフェンバック、スッペ、シュトラウスのオペレッタの序曲を集めたCDです。 オッフェンバックからは2曲、スッペ、シュトラウスは3曲、それぞれの代表作とも言える作品が集められています。 ヴァーレク指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で、ツボを心得たウキウキ楽しい演奏でありながら、ちゃんと落ちつきも持っているはさすがです。 録音もダイナミックで、更に音質も良いです。

    レインボー さん

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  • シッパーズがオペラの序曲や間奏曲を演奏したCD。 ど...

    投稿日:2011/06/08

    シッパーズがオペラの序曲や間奏曲を演奏したCD。 どの曲もシッパーズのオペラ指揮者としての才能が存分に発揮された演奏で、素晴らしい。 例をあげるなら他の方も言及されているが、運命の力や、軽快、軽妙なフィガロの結婚、セビーリャの理髪師等。 ここで演奏しているオーケストラのコロンビア交響楽団は、録音ごとの寄せ集めだったり、どこかのオーケストラの変名だったりするのだが、この録音ではどちらなのだろうか? 1960年の録音でさすがに音とびも見られるが、年代を考えれば音質はそう悪い物ではないだろう。 なにより1000円程で名演奏が聴けるのだから嬉しい。 隠れた傑作盤だと思う。

    レインボー さん

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  • 晩年のクレンペラーならではの深沈たる味わいに満ち溢...

    投稿日:2011/01/13

    晩年のクレンペラーならではの深沈たる味わいに満ち溢れた名演だ。このような小品集の名演を成し遂げてきた指揮者による演奏の場合、その名演に対する評価の際の表現として、「聴かせどころのツボを心得た名演」というものがあり、それが普通の褒め言葉でもあると言える。ところが、クレンペラーの場合は、そのような表現ではとても言い表すことができない。それどころか、クレンペラーは、聴かせどころのツボなどくそ喰らえと思っているのではないかとさえ考えられる。要は、聴き手に対するサービス精神などいささかもなく、自らの楽曲の解釈を聴かせるのみである。俺は、この楽曲をこう解釈する。聴き手は、それを聴いてくれさえすればいいと。。本盤におさめられたどの楽曲も荘重なインテンポ。オーケストラをめいいっぱい鳴らして、実に重厚な演奏を繰り広げている。しかしながら、そこに漂う深みのある内容の濃いニュアンスは、正に大指揮者だけが描出し得る至高・至純の音楽と言える。特に、私が感動したのは、グルックの「オーリードのイフィジェニー」序曲。ワーグナー編曲という面も多分にあるとは思うが、クレンペラーは、とてもバロック音楽とは思えないような、分厚い重量感溢れる凄い音楽を奏でている。そのド迫力とスケールの大きさは、その後のワーグナーのオペラの序曲や前奏曲にも匹敵するものとさえ言える。HQCD化による高音質化も嬉しい。

    つよしくん さん |40代

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ありがとうございました

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