CD 輸入盤

ドビュッシー:『海』、ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』、ヴェーベルン:6つの小品 ブーレーズ&モスクワ音楽院響

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MELCD1002255
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピエール・ブーレーズ・イン・モスクワ!
鉄のカーテン崩壊の象徴がメロディアから登場!


ブーレーズが振る、ストラヴィンスキー、ヴェーベルン、ドビュッッシー
1990年、ピエール・ブーレーズ、モスクワ音楽院大ホールの指揮台に立つ!

1990年5月、ロシア、モスクワを訪れたブーレーズ。ロシア音楽界の総本山であるモスクワ音楽院大ホールを舞台としたコンサートでは、ストラヴィンスキー、ヴェーベルン、ドビュッシーを演奏。冷戦直後のロシアで、西側から来たブーレーズとロシアの演奏家たちによるオーケストラとの共演は、鉄のカーテン崩壊の象徴の1つとなった画期的な出来事でした。
 ピエール・ブーレーズ・イン・モスクワ。それは、冷戦直後のモスクワ音楽院大ホールに鳴り響いたロシア、新ウィーン楽派、フランス印象派の20世紀作品の貴重な記録です。(輸入元情報)

【収録情報】
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』
・ヴェーベルン:6つの小品 Op.6
・ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描『海』

 モスクワ音楽院交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音時期:1990年5月5日
 録音場所:モスクワ音楽院大ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 ディジパック仕様

収録曲   

  • 01. The Shrovetide Fair
  • 02. A Group of Drunken Revelers
  • 03. The Magic Trick
  • 04. Russian Dance
  • 05. Petrushka's Room
  • 06. The Moor's Room
  • 07. Dance of the Ballerina
  • 08. Waltz (The Ballerina and the Moor)
  • 09. The Shrovetide Fair
  • 10. The Wet-Nurses' Dance
  • 11. The Bear and the Peasant Playing the Pipe
  • 12. The Merchant and the Gypsy Women - the Gypsy Women's Dance
  • 13. Dance of the Coachmen and the Grooms
  • 14. The Mummers
  • 15. Quarrel of the Moor and Petrushka and Petrushka's Death
  • 16. Langsam
  • 17. Bewegt
  • 18. Mig
  • 19. Sehr Mig
  • 20. Sehr Langsam
  • 21. Langsam
  • 22. From Dawn to Noon on the Sea
  • 23. Play of the Waves
  • 24. Dialogue of the Wind and the Sea

ユーザーレビュー

総合評価

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実は、初めて聴いてオケのたどたどしさにち...

投稿日:2015/10/23 (金)

実は、初めて聴いてオケのたどたどしさにちょっとびっくり、改めて演奏者名をチェックし直した。巨匠ピエール・ブーレーズが指揮しているのが、モスクワ音楽院交響楽団。聴いたことのないオーケストラ・・・・と思ったら、どうやらモスクワの音楽家たちによる臨時編成のオケらしい。  ブーレーズの「ペトルーシュカ」は、名盤として知られるニューヨーク・フィルとのSONY盤を愛聴しているが、比べるのはちょっとかわいそうな感じ。ただ、聴いているうちにこのたどたどしさが、おもしろくなってくる。ニューヨーク・フィル(あるいは再録音のクリーヴランド管)が容姿端麗なバレリーナによる流麗なバレエだとすれば、こちらはパペットショー。貶して言っているのではない。パペットショーにはパペットショーなりのよさがある。そして、この「ペトルーシュカ」は実らぬ恋に身を焼いて命を落とすパペットの悲劇をバレエにしたもの。ニューヨーク・フィルとの名盤とは異なる「ペトルーシュカ」の魅力を楽しめました。意外な発見が一つ。終幕で出てくるペトルーシュカの幽霊の叫びは、トランペット二人で交互に演奏していることを知った。ソロ・トランペットと2番トランペットの力量差が大きいために気づいたのだが(ソロも危なっかしいが)、腕達者な奏者による演奏より、幽霊の悲痛な叫びがよく表されている。  ウェーベルンの「6つの小品」は、12音技法による難解な曲だが、ブーレーズがうまくさばいていて、各曲の性格が描き分けられる。  ドビュッシーの「海」は、弦楽と木管の薄さ・非力さを感じるが、各楽章の特色や曲全体の構成はきちんと表現されている。 モスクワ音楽院交響楽団は、お世辞にもよいオケとは言えないが(はっきり言ってヘタ!)、ブーレーズのような世界の一流指揮者が導けば、寄せ集めの三流オケでも力量を超えた演奏を成し遂げることができるという事実に素直に拍手。5つ星とはいかないが、いろいろな意味で貴重な記録であることも踏まえて、4つ星の価値はあります。  録音は鮮明な音だが、木管とチェレスタ、グロッケンシュピールが前面に出すぎていて、あまりバランスがよくない。

Yuniko さん | 新潟県 | 不明

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