SACD

『ベルリン・フィル アジア・ツアー2017〜ライヴ・フロム・サントリーホール』 サイモン・ラトル、ユジャ・ワン(5SACD+BD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC9327
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
Blu-ray Disc付き

商品説明


ベルリン・フィル来日60周年!
2017年11月に行われたラトル指揮による
来日公演のライヴ録音がSACD Hybrid盤で登場!
ブルーレイにはアジア諸都市でのライヴ映像も!
ソリストにユジャ・ワン&チョ・ソンジン!


2017年11月に行われたラトルのベルリン・フィルとの最後のアジア・ツアーの音源がはやくもリリースされます。このツアーは、アジア諸都市(香港、広州、武漢、上海、ソウル)の後、川崎、東京を巡りました。今回リリースされるのは、そのなかから、ベルリン・フィルの「第二の故郷」、サントリーホールでの2つの演奏会を丸ごと収録しています。
 2017年は、ベルリン・フィルがヘルベルト・フォン・カラヤンと初来日(1957年)してから60年の節目の年に当たり、この歴史が示す通り、日本はベルリン・フィルにとって最も重要な客演地のひとつと言えます。
R.シュトラウス『ドン・ファン』、ブラームス:交響曲第4番、ストラヴィンスキー『ペトルーシュカ』、ラフマニノフ:交響曲第3番、バルトーク:ピアノ協奏曲第2番など、アンコールを含む計3時間40分の内容が、SACD Hybrid盤でリリース。バルトーク:ピアノ協奏曲第2番のソリストには、今を時めく中国のスター、ユジャ・ワンが登場。ツアー中、香港、ソウル公演で演奏されたラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調は、直前にベルリンで収録された音源が採用されています。こちらのソリストは、2015年ショパン国際コンクールの覇者、チョ・ソンジン。そしてベルリンからレーベル所属の録音プロデューサー、エンジニアがツアーに随行して収録された本格的録音。
 一方ブルーレイには、アジア・ツアーの他の客演地、香港、武漢、ソウルのライヴ映像を収録。さらにボーナス映像として、アジア・ツアーの舞台裏を活写したドキュメンタリー(約30分)を併録しています。
 美麗ブックレットは、アジア・ツアー全体の「フォト日記」。(写真c Monika Rittershaus)(販売元情報)


【収録情報】
Disc1-2

1. R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 (17:35)
2. バルトーク:ピアノ協奏曲第2番 (28:27)
3. ラフマニノフ:ヴォカリーズ(アンコール) (03:35)
4. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 (41:43)
5. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲ホ短調 op.72-2(アンコール) (05:21)

 録音時期:2017年11月24日
 録音場所:東京、サントリーホール

Disc3-4
6. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』 (38:48)
7. チン・ウンスク:『コロス・コルドン』 (12:10)
8. ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調 (41:13)
9. プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』第3幕より間奏曲(アンコール) (05:36)

 録音時期:2017年11月25日
 録音場所:東京、サントリーホール

Disc5
10. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 (21:30)
11. ドビュッシー:映像 第1集より『水に映る影』(アンコール) (05:12)

 録音時期:2017年11月4日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー


 ユジャ・ワン(ピアノ:2,3)
 チョ・ソンジン(ピアノ:10,11)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid


【Blu-rayビデオ・ディスク:香港、武漢、ソウルのライヴ映像】
1. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
 収録時期:2017年11月10日
 収録場所:香港文化センター(ライヴ)

2. R.シュトラウス:『ドン・ファン』
3. バルトーク:ピアノ協奏曲第2番
4. ブラームス:交響曲第4番ホ短調
 収録時期:2017年11月13日
 収録場所:武漢、チンタイ・コンサートホール(ライヴ)

5. ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』
6. チン・ウンスク:『コロス・コルドン』
7. ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調
 収録時期:2017年11月20日
 収録場所:ソウル、芸術の殿堂(ライヴ)

 チョ・ソンジン(ピアノ:1)
 ユジャ・ワン(ピアノ:3)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 特典映像:ドキュメンタリー『ツアー日記〜アジア・ツアーにおけるベルリン・フィル』(日本語字幕付き)
 画面:カラー、16:9、Full HD 1080/60i
 音声:2.0 PCM Stereo、5.0 DTS-HD Master Audio
 Region All


■日本語帯・解説付
■ダウンロード・コード
この商品には、上記全曲のハイレゾ音源(24bit/96kHz)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。
■デジタル・コンサートホール
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

内容詳細

2017年11月、東京で収録されたハイブリッドCDと、香港・武漢・ソウルで収録されたBDのセット。チョ・ソンジンのCD演奏はベルリンでの別収録で、ツアー本編はBlu-rayとも言える。二人のピアニストの大きく異なるキャラクター、「ペトルーシュカ」の躍動感など、楽しみはきわめて多い。付録のツアー映像も好内容。★(榊)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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この来日公演は聴けなかったので期待しつつ...

投稿日:2018/06/08 (金)

この来日公演は聴けなかったので期待しつつ聴いたが、長年のBPhファンとしては(80年代前半以降、毎回の日本公演の多くと、本拠地フィルハーモニー(カラヤン時代・アバド時代)での定期公演鑑賞数回、1940年代以降録音の音源大半所有・・)大変残念ながら、好みはさておき、どうしても高い評価は付けられない。。→@このセットは昨今BPhの専任バランスエンジニア?らしきルネ・メラー氏がわざわざ帯同して録音するも、やはり不慣れなホールのためであろうか、SACDに盛り付けるまでもない、もっさりしてキレの無い、さえない録音に終わっている(氏の本拠地での普段の録音は概ね良いと思うが)。Aソウルでの収録映像の酷さ、、定点数ヶ所からの遠景カットのみの映像、傷入りのアクリル板を通したかのような指揮者アップ画像、さらにそもそも基本的画質が数十年前?!レベル、ブルーレイの意味全く無し!!、このソウル収録映像の商品化は通常なら間違いなく不可でしょう(たとえオマケのつもりであったとしても)。B肝心の演奏、ペトルーシュカと、バルトークのユジャ・ワンがかなり良い他はBPhとしては物足りなく、特にオケの看板レパートリーであるはずの「ドンファン」、ブラ4は、もうラトルと16年も組んできたのだから、カラヤンやアバドとは違う何かが聴けると思ったのに、単に普通にとても上手なオケの80点くらいの無難な演奏にしか聞こえない、これでは、もしブラインドリスニングさせられたら、私はもちろんのこと、多くのリスナーの方々もBPhとは言い当てられないのでは・・。あの、音楽が、ホールの空気が沸騰するような、世界中でこのオケだけの、聴き手を圧倒するウルトラハイテンションのムジツィーレンは(演奏中の目つきやボウイング、体の動きなども含めて)もう無くなってしまいつつあるのだろうか・・。。以上、このオケを長年心から愛して聴いてきたからこその、とても残念な評価です・・・。 又、先行レビュー「竹甘さん」のコメントに私も全く同感で(ただし成果ゼロというつもりはなく、パッケージ音源では、ラフマニノフ「鐘」や、ドヴォルザーク交響詩などは大変よかったと)、以下はあくまで私的見解で悪意は全くありませんが、ラトルは大変有能な指揮者でしょうが、彼はほとんどいつも「頭で考えて」演奏するも、心やエモーションをセーブしたままだから、(高い意味での)解放→カタルシスが無いからではないでしょうか?、それは少なくとも、3人の前任者にはあったと私は思います(一語一句は不確かですが、カラヤンが、「指揮者が解放すれば、オケも聴衆も満足する」とかいうように言っていたと記憶します)。 以上、普段レビューはあまり書かないのですが、現在まさに分岐点に立っているBPhの気にかかってしまう現在(こうなったら、ペトレンコに期待するのみ・・)として、書かずにはいられませんでした(なお、某大手通販サイトにも別のハンドルネームでほぼ同様なレビューを書きました)。

まここ さん | 岐阜県 | 不明

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 ベルリン・フィルが初めて来日公演を行っ...

投稿日:2018/05/31 (木)

 ベルリン・フィルが初めて来日公演を行った年から数えて70年。2017年の公演をメモリアル・アルバムとして追った当盤。公演に参加できた方がうらやましいくらいに魅力的な演奏をディスクで追体験できた。残念ながらチケットが取れなかった私にとって、そして日本の音楽ファンにも嬉しいプレゼントであろう。   全体に「合奏するソリスト」のようなBPOの様子をきれいに収めてあると思える。ズン!とくる音の迫力は薄い気がするが、それを忘れさせるスリリングな調和がある。  各メンバーが主体性をもって主張しあいながら、合わせることも万能にこなす。これが現在のベルリン・フィルの特徴と考えているが、そこに指針を指し示すのがラトルの存在意義だったのだろう。 特に『ペトルーシュカ』は、このコンビの特長を一番物語っていると感じた。彼の指揮姿でよく見る「左手指を細かく動かし歌を煽る」仕草などで歌がうねりとなって押し寄せてくる。彼の指揮とベルリン・フィルによって現代音楽でも歌にあふれる曲に聴こえてしまうのもまた彼の功績と思える。当記録はアジア・ツアーの記録にとどまらず、協奏曲・交響曲・管弦楽曲・現代音楽を網羅し、ここまでラトル&BPOのコンビが行ってきた協働を俯瞰できる記録でもあると思う。    要するに「これは買い」とお薦めしたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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長期間トップレベルの演奏家集団ベルリンフ...

投稿日:2018/05/27 (日)

長期間トップレベルの演奏家集団ベルリンフィルに認められてきたラトル氏なのでなにかあるはずとこれまで幾度となく彼の演奏を聞いてきましたが残念ながら最後までときめきませんでした。どうしてだろう?

竹甘 さん | 東京都 | 不明

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