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ノラ・ジョーンズの4枚目となるスタジオ・アルバム。
『以前のアルバムよりグルーヴ感を出したかったの。いくつかの新曲に関しては、自然とドライブするようなリズムに仕上がったわ』とノラは語っています。世界的にチャートの1位を獲得しアメリカではダブル・プラチナム(200万枚)に輝いた前作アルバム『ノット・トゥ・レイト』に伴う2007年のツアーを終了した後、ノラは2年間をかけてほとんど全ての曲を自身で書きあげました。
プロデューサーはキング・オブ・レオンやトム・ウェイツやモデスト・マウスのプロデューサー/エンジニアとして名高いジャクワイア・キング。新しいバンド・メンバーをフィーチャーし、ライアン・アダムス、オッケルヴィル・リヴァーの ウィル・シェフ、そしてジェシー・ハリスと 共同ソングライティングしています。
ドラマーにはジョーイ・ワロンカー(ベック、R.E.M.などのアルバムに参加)とジェイムス・ギャドソン(ビル・ウィザースなど)、キーボーディストはジェイムス・ポイザー(エリカ・バドゥ、アル・グリーンなど)、ギタリストはマーク・リボー(トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロなど)とスモーキー・ホーメル(ジョニー・キャッシュ、ジョー・ストラマーなど)等がアルバムに参加。ノラとキングはミュージシャンの個性が生きるように曲をアレンジを施し、様々なミュージシャンを使ったことで、今までのアルバムとは違ったサウンドになっています。
もう一つの大きな変化は、ノラがニュー・アルバムではほとんどギターを弾いていること。『実際、ピアノよりもギターで作曲するようになったわ。
今回のアルバムではよりギターを演奏する事が自然だった。』とノラは語ります。
グラミー賞で8冠に輝いたデビュー作を始め、3枚のアルバムがビルボード・トップ200で1位を、世界各国でも1位を記録し、3枚ともマルチ・プラチナムに認定されるという、異例の快挙を成し遂げた彼女が、4枚目にして新たなサウンドへのチャレンジにトライしています。