No Apologies / Nolan

ポール・ウェラーがアルバム『スタジオ150』でカヴァーした「イフ・アイ・クッド・オンリー・ビー・シュア」のオリジナル・ヴァージョンが収録されている事で知られ入手困難だったノーラン・ポーターのノーザン・ソウルの隠れた名盤『ノーラン』(1973年発表)、ファースト・アルバム『ノー・アポロジーズ』(71年発表)が2in1として待望のリイシュー! ステッペン・ウルフ、スリー・ドッグ・ナイト、ジャニス・ジョプリンのプロデューサー、ガブリエル・メクラーに見い出され彼が設立したレーベル、リザードで発表された『ノー・アポロジーズ』は結成直前のリトル・フィートのローウェル・ジョージ、ビル・ペイン、ロイ・エストラーダ、リッチー・ヘイワード、そしてデヴィッドT.ウォーカー、元マザーズのジミー・カール・ブラックらがバックを務めファンキーでロック色の強いサウンドとなっており、彼自身のオリジナルに加えドン・コヴェイの「アイアン・アウト・ザ・ラフ・スポッツ」、ランディ・ニューマンの「レッツ・バーン・ダウン・ザ・コーンフィールド」、デヴィッド・ブルーの「ザ・フィフス・ワン」、ローウェル・ジョージ&ビル・ペインの書下ろし「サムバディーズ・ゴーン」などを収録。前作がインディゆえの流通の問題からヒットしなかったと判断したメクラーの決断でメジャーのABCに移籍させて仕切り直しを図ったセカンド『ノーラン』はジョニー・ギター・ワトソン、ジム・ゴードン、ラリー・カールトン、ポール・ハンフリー、コーラスにブラックベリーズのクライディー・キング、ベネッタ・フィールズら錚々たるメンバーが参加し、「イフ・アイ・クッド・オンリー・ビー・シュア」に象徴される洗練されたソウル・サウンドをメインにした作品でヴァン・モリソンの「クレイジー・ラヴ」、『ノー・アポロジー』からのリミックス・ヴァージョンなどを収録。ボーナス・トラックとして現在の妻であるフランク・ザッパの妹、キャンディとのデュエット曲など3曲を収録。全20曲
（メーカー・インフォメーションより）