能 道成寺

■109分収録
実力・人気ともに日本を代表する三人のシテ方の舞台を通し能の魅力を伝えます。

道成寺三題
観世宗家・観世清和、梅若家当主・梅若六郎、喜多流・塩津哲生の三者三様の演技、画・装束の違い、能の演出の奥深さを実感して頂けます。
◆観世清和　9分46秒
二十六世観世宗家。昭和34年生まれ。観世流宗家として多数の舞台を勤めるかたわら世阿弥作品の復元などに取り組む。芸術選奨文部大臣新人賞受賞。フランス芸術・文化勲章シュバリエ受章。重要無形文化財総合指定。
平成12年12月24日　福岡大濠能楽堂での舞台をハイライトシーンで構成。ワークショップの映像も加え、普段見ることができない素顔での演技も見どころ。
◆梅若六郎　87分45秒
梅若家第五十六世当主。昭和23年生まれ。古作能の復元、新作能の創造などに努める。第55回日本芸術院賞受賞。重要無形文化財総合指定。
平成12年2月16日　名古屋能楽堂での道成寺の全容を記録。乱拍子から鐘入りまではマルチアングルで構成。 チャプター／マルチアングル／詞章
◆塩津哲生　9分45秒
昭和20年生まれ。各地での演能開催、薪能の創設、海外公演など能の普及と喜多流の後継者育成に努める。重要無形文化財総合指定。
平成12年8月3日　日本有数の野能舞台である八ヶ岳身曽岐神社能楽殿での薪能。自然と一律になった能。ハイライトシーンで構成。

このDVDは、平成13年に発表された「DVD　能道成寺」2枚組の中から、「道成寺三題」のみを商品化したものです。

監修：増田正造
製作：株式会社ポルケ
企画・発行：株式会社紀伊國屋書店

能を愉しむすべてを詰め込んだ芸能教養DVD。観世宗家・観世清和、梅若家当主・梅若六郎、喜多流・塩津哲生という日本を代表する3人のシテ方（能の主人公）をフィーチャー、それぞれの演技や魅力などを紹介する。(CDジャーナル　データベースより)