東京公園

第64回ロカルノ国際映画祭 金豹賞＜グランプリ＞審査員特別賞受賞

三浦春馬、榮倉奈々、小西真奈美、井川遥の豪華キャストを迎えて贈る
世界が絶賛する映画監督 青山真治、4年ぶりの待望の長編最新作。

『東京バンドワゴン』で多くのファンを生んだ小路幸也の同名小説『東京公園』を、世界的映画監督であり三島賞作家でもある青山真治監督が映画化。『サッドヴァケイション』以来4年ぶりとなる長編最新作で織り上げたのは、恋愛、結婚、家族のなかに息づく、純度の高い愛の物語。そばにいるからこそ、気づくことのできなかった思い。失くしてしまった存在と向き合う勇気。自分自身の心の奥底を見つめ、相手のまなざしを受け止めたとき、ようやく新たな時間が動き出していく―。

光司役には、日本を代表する若手演技派の三浦春馬。受身がちに生きてきた光司が揺らぎながらも成長していく姿を伸びやかに演じる。富永を演じるのは、『余命１ヶ月の花嫁』の榮倉奈々。心に影を抱えながらもいつも明るく振る舞う幼馴染みを魅力的にみせている。そして『のんちゃんのり弁』の小西真奈美が潔く清々しい義理の姉の美咲役を、『ディア・ドクター』の井川遥が光司のカメラに撮られ続けるミステリアスな女性を演じている。他にも、『ヒミズ』でヴェネツィア映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞に輝いた染谷将太や、高橋洋、宇梶剛士といった実力派が主人公たちを見守っている。光に満ちあふれた公園を舞台に、そばにいる大切な人を見つめ、寄り添いたくなる、せつなくて優しい物語が誕生しました。

＜DVD仕様＞
2011年日本／収録時間：約211分（本編約119分）／16:9/LB（ビスタサイズ）／カラー／片面・二層／リージョン2／NTSC／
音声：
1.日本語 オリジナル 5.0chサラウンド ドルビーデジタル
2.日本語 オリジナル 2.0chステレオ ドルビーデジタル

＜特典＞
【特典映像】
1.キャストの素顔満載メイキング・ドキュメンタリー／2.未公開シーン集／3.イベント映像集（完成披露記者会見＆初日舞台挨拶）／4.ロカルノ映画祭特別映像／5.蓮實重彦×黒沢清×青山真治「映画長話」トークショー／6.予告編ほか

※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

＜スタッフ＞
監督・脚本：青山真治
原作：小路幸也『東京公園』（新潮文庫刊）
脚本：内田雅章 合田典彦
音楽：山田動生 青山真治
制作プロダクション：ディーライツ
配給：ショウゲート
製作：「東京公園」製作委員会

＜キャスト＞
三浦春馬　榮倉奈々　小西真奈美　井川遥
高橋洋　染谷将太　長野里美　小林隆　宇梶剛士

＜ストーリー＞
「彼女の写真を撮ってほしい」突然の依頼が始まりだった。
東京の公園で、写真を撮り続ける大学生の光司（三浦春馬）は、幼い頃に亡くした母の影響でカメラマンを目指していた。ある日ひとりの男性から「彼女を尾行して、写真を撮ってほしい」と突然依頼される。理由も分からないまま依頼を受けた光司だが、このことをきっかけに自分自身と、そばにいる女性たちと向き合うことになる。何でも話せていっしょにいることが自然だった幼馴染みの富永（榮倉奈々）。いつもやさしく力強く支えてくれる、親の再婚で義理の姉となった美咲（小西真奈美）。そして、記憶のなかの誰かに似ているファインダーの向こうにたたずむ謎の女性（井川遥）。光司の視線が3人の女性をまっすぐ見つめたとき、すべては少しずつ変わり始める―。

劇場公開：2011年6月18日(G)

発売・販売元：アミューズソフト
©2011「東京公園」製作委員会

カメラマンを目指す大学生・光司。ある謎めいた撮影依頼をきっかけに、自分の近くにいる3人の女性たちと向き合うことになる……。青山真治監督が手がけ、世界の称賛を集めたラヴ・ストーリー。出演は三浦春馬、榮倉奈々、小西真奈美ら。(CDジャーナル　データベースより)