DVD

悪の神々

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKDS474
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD
コピーライト
:
©Rainer Werner Fasbinder Foundetion All Rightes Reserverd
その他
:
スタンダード, 1969

内容詳細

映画はフランツが刑務所を出所する場面から始まる。彼の元恋人ヨアンナはクラブ「ローラ・モンテス」の歌姫として働いていた。再会した二人の間にかつての愛はもはや失われていた。ある日フランツの兄が殺される。彼は組織を裏切った報復で殺害されたのだった。だがその実行犯ゴリラとフランツは誰よりも深い絆で結ばれていた。やがてフランツの新しい恋人マルガリーテと3人で暮らし始めた彼らは、知人の店の強盗計画を実行に移す。だが愛を裏切られたヨアンナはそれを黙って見てはいなかった…。

この映画は、主役をハリー・ベアが演じる以外は『愛は死より残酷』のフランツとヨアンナの後日譚ともいえる内容である。しかも本作のフランツはファスビンダーの愛読書である小説『ベルリン・アレクサンダー広場』の主人公フランツ・ビーバーコップが重ね合わされ、映画中のフランツの母親役にファスビンダーの実母リロ・ペンパイトが起用されるなど監督の個人的な要素が数多く盛り込まれている。また実験的手法の前2作とは異なりこの長編第3作では劇映画的なストーリーテリングが試みられ、かくしてファスビンダー映画は技術的な洗練を見せ始めるようになる。
本作は、フォルカー・シュレンドルフ監督の『バール』にファスビンダーが主演していた合間に撮影が行われたため、出演者にシュレンドルフ映画の関係者が多く起用されている。とりわけ「バイエルン出身の黒人」ギュンター・カウフマンはそれ以降のファスビンダー映画におけるアイドル的存在となった。また70年代に映画監督デビューするマルガリーテ・フォン・トロッタがここでは女優としての魅力を十分に発揮している。

【スタッフ】
監督・脚本:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 撮影:ディートリヒ・ローマン 編集:フランツ・ヴァルシュ(=ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)、テア・アイメス 録音:ゴッドフリート・ヒュングスベルク 音楽:ペア・ラーベン

【キャスト】
ハリー・ベア、ハンナ・シグラ、マルガレーテ・フォン・トロッタ、ギュンター・カウフマン、カーラ・アウラウル、イングリート・カーフェン、ヤン・ゲオルゲ、マリアン・ザイドウスキ

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