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中国女

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKDS725
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
スタンダード, 1967

内容詳細

毛沢東の急進的な革命思想を心酔するパリの若者たちのひと夏の体験を描くゴダールの問題作。
劇中歌「マオ=マオ」のクリップにもなっている、ゴダール自身による予告篇付き。

96分/1967年 フランス/4:3 スタンダード/カラー/片面1層/リージョンコード:2/

■音声:仏語 モノラル ドルビーデジタル
■字幕:日本語字幕

翻訳:寺尾次郎 監修:山田宏一

【特典】
収録:ゴダール自身による予告編 封入:解説リーフレット(執筆:細川晋/68項)

【スタッフ】
監督:ジャン=リュック・ゴダール/撮影:ラウル・クタール/撮影技師:ジュルジュ・リロン
録音:ルネ・レヴェール/編集:アニエス・ギュモ/衣装:ジット・マグリーニ/製作主任:フィリップ・デュサール/制作進行:クロード・ミレール
音楽:アントーニオ・ヴィヴァルディ
《調和の霊感》第6番「ヴァイオリン協奏曲 イ短調」
第1楽章アレグロ
カールハインツ・シュトックハウゼン「ツィクルス」
劇中歌「マオ・マオ」
作曲・歌:クロード・シャンヌ/歌詞:ジェラール・ユーグ/演奏:ジェラール・ユジェ

【キャスト】
アンヌ・ヴィアゼムスキー、ジャン=ピエール・レオ、ジュリエット・ベルト、ミシェル・セメニアコ、レクス・デ・ブラン、オマール・ディオップ、フランシス・ジャンソン、エリアーヌ・ジョヴァノリ、クロード・ミレール

【ストーリー】
中国共産党中央委員会主席・毛沢東の指導の下、1966年の夏に始まり、毛を信奉する若年層の「紅衛兵」を大量動員した文化大革命は西欧や日本の知識青年にも影響を与え、フランスでは少数のエリート大学生を中心に毛沢東主義(マオイスム)という急進的思想が流行した。それは、ヴェトナム戦争に介入する自由主義陣営の超大国アメリカに反対すると同時に、社会主義革命を唱えながら個人の自由を弾圧する超大国ソ連、またソ連共産党の支配下にある自国の共産党とも暴力的に対決しようとするものだった。
1966年、ゴダールは、ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』(66)に主演したアンヌ・ヴィアゼムスキーと交際を始めた。ゴダールが、大学生となったヴィアゼムスキーの周辺の急進的エリート学生と出会う中、構想されたのが、急進的革命の実現を目指す毛派の青年グループの1967年の夏休みの物語という設定の『中国女』だった。『中国女』の撮影は1967年3月に、ゴダールとヴィアゼムスキーが同棲していたパリの高級アパートの室内を中心に行なわれた。
3楽章からなるこの映画では、主要登場人物の台詞や文字映像や画面外のナレーションが毛沢東の言葉を集成した赤表紙の小型本『毛主席語録』を引用し続ける。セネガル出身の本物の毛派闘士オマール・ディオップや有名哲学者フランシス・ジャンソンも本人として出演している。
毛派を比喩しているように見えることから、同時代の毛派からは酷評されたが、撮影当時36歳のゴダールには風刺の意図はなく、映画の劇中で表明される急進的思想を共有しつつあった。1968年の「5月革命」を予見した映画とも言われている。

67年ヴェネチア映画祭「審査員特別賞」受賞

©1967 Gaumont / Ciné Mag Bodard / Roissy Films / M.Nicolas Lebovici

67年、左翼大学生たちが台頭したフランス。中国共産主義をたたえるベロニカらの姿を静かに描く革命映画の決定版。監督、脚本はフランス映画界の巨匠、ジャン・リュック・ゴダール。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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