DVD

ホノカアボーイ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PCBC51619
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ビスタサイズ/スクイーズ, 2009
監督
:
音楽
:
原作
:
追加情報
:
映像特典:特典DISC付

商品説明

熱狂的なファンをもつ原作「ホノカアボーイ」(著・吉田玲雄)の風と言葉とその温もりを映画化するために、たくさんの才能が惹かれあい集まった。脚本は、数々のヒットCMをつくるCMプランナー高崎卓馬。その言葉に優しい匂いと気持ちを与えた料理は、料理家 高山なおみ。淡く包み込むように優しい映像は、写真家 市橋織江。この島に吹く風を桑原茂一、青柳拓次、阿部海太郎らが音楽にする。そして監督は、真田敦(『いぬのえいが』の短編『ねえ、マリモ』(宮アあおい主演)など)。

すべてのシーンがハワイ島。ハワイ島の北、ホノカアという小さな小さな日系移民の町を舞台にロコの人たちの協力のもと、撮影は行なわれた。

キャストは、本作が映画初主演!レオ役に岡田将生。そして、ロケ現場で原作者の吉田がはじめてみた瞬間、涙を流しながらハグをするほど似た空気で、「ビーさん」を演じきった倍賞千恵子。食いしん坊でかわいくてたまらないエデリに、松坂慶子。レオが恋心を抱くロコの女の子に、ハワイ島育ちの長谷川潤。そして、喜味こいし、正司照枝、蒼井優、深津絵里がこのホノカアをはじめてなのになつかしい不思議な町にする。すべての思いが風になるハワイ島の雄大な風景のなかで、物語は、現実といりまじる。

内容詳細

他人との距離がうまくとれないレオ(岡田将生)は、彼女(蒼井優)に言われるままにハワイ島に旅行にくる。夜かかる月の虹がみたい。そう言ったのは彼女のほうだった。「ハワイ島とハワイってちがうんですけど。」不機嫌な彼女と無口なレオ。ギクシャクした旅。都合悪くなるとすぐ黙る。レオの悪いところ。

半年後、レオは旅の途中でであったホノカアで暮らしていた。人生なにがどうなるかわからない。ホノカアの映画館で映写技師の助手をしながら。そんなある日、レオは町で一番有名ないたずらヘンクツばあさんに出会う。ビー(倍賞千恵子)との出会いはちょっとした事件だった。「明日から毎日ここで晩御飯たべていきなさい」。そのひとことがすべての始まりだった。

ビーはレオの存在がうれしかった。おいしそうにゴハンを食べる男の子。猫以外に突然現れた家族のような存在。毎日のゴハンはふたりにしかわからない言葉のようで。優しい毎日は、ビーをかわいくした。素直にした。

そんなある日、レオは恋をする。よく笑う女の子、マライア(長谷川潤)。マライアの存在がやがて、事件をひきおこすなんて思いもしないで。

彼女に連れられハワイ島を訪れたレオは半年後、旅の途中で出会ったホノカアという町で暮らしていた。ある日レオはマライアという女の子に恋をするが……。自然豊かなハワイ島を舞台に、そこに住む人々の模様を描くハート・ウォーミング・ストーリー。(CDジャーナル データベースより)

収録内容   

ディスク   1

  • ホノカアボーイ

ディスク   2

  • 映像特典

総合評価

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4.5

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心が温かくなり、最後に少しせつなくなる佳...

投稿日:2012/08/14 (火)

心が温かくなり、最後に少しせつなくなる佳作です。 ハワイ島へは2回ほど旅行しホノカアも訪れましたが映画の中で描かれているままの穏やかで時間の流れがゆったりとした町です。映画の中ではゆったりとした時間の流れを風に揺れる部屋のカーテンやトム・スズキさん演じるジェームスの居眠り、また映画館の前を画面上の端から端までゆっくりと歩いて横切るカットなどで見事に描写しています。 若きフォトグラファー市橋織江さんの「絵」の切り取り方にも才能を感じます。 キャストでは主人公を演じる岡田くんの素朴な演技も良かったですが、ビーさん演じる倍賞さん、脇を固める喜味こいしさんが非常に素敵でした。 特に倍賞さんは抑えた演技でビーさんの淡い恋心、乙女心を見事に表現しています。流石大女優だと思います。それにしても「さくらさん」は素敵に歳を重ねられましたね。 そうそう、原作者の吉田玲雄さんが長谷川潤ちゃん演じるマライアの彼氏役で出演されています。

レレお さん | 東京都 | 不明

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乾燥したハワイの空気が伝わってくる写真集...

投稿日:2011/07/07 (木)

乾燥したハワイの空気が伝わってくる写真集でもながめているかのような映画。 ハワイの田舎の景色の中で大学生の主人公と彼を取り巻く人々との交流が淡々と描かれる。 激しさということを抑えて時間が静かに流れていく、優しい映画。 感情が迸るようなことは一切なく穏やかに進む。 若者は主人公が一時的に恋する女性だけと子供がひとりで、後の出演者は人生の後半から終盤にさしかかった人たち。 みんな自分なりの他愛ない人生を満喫しているかのよう。 老人たちに比べて、この映画で一番生気がないのが、若い主人公。 彼がお年寄りを刺激しなければいけないのに、逆にお年寄りから生きるための、いろいろな意味での糧をもらっている。 冒頭の「人は誰かと出会うために生きている」との言葉どおり、主人公は、素晴らしい人々に出会い、貴重な時間をホノカアで過ごす。 スローライフということがよく言われますが、この映画にこそ、この言葉は相応しい。 ゆったりした時間の流れを感じることができました。 特筆すべきは、喜味こいしさん。 彼のお茶目な、いぶし銀のような存在が、この映画に活気を与えて、生き生きさせています。

カプチーノマックス さん | 静岡県 | 不明

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始めは、「かもめ食堂」や「めがね」といった...

投稿日:2011/04/28 (木)

始めは、「かもめ食堂」や「めがね」といった映画に近い癒し系のものだと思ったが、それらに漂っている一種独特な雰囲気はない。ゆったりした流れが何とも言えない。ただ、ただ、ハワイの碧い空と海が心の中に広がった。行ってみたくなった。それに何といってもビーさんのキッチンがカラフルで可愛い。カーテンもキッチングッズも。インテリア好きにはたまらない。美味しい料理がどんどん出てきたときは「食堂かたつむり」を思い出してしまった。取り立てて、奇抜なストーリーはなく、(最後あたりのアレルギー事件だけが唯一かな)風のように、ビーさんが姿を消すところは、ちょっと胸が痛んだ。大好きな深津ちゃんが最後にワンシーンしか出ていなかったことだけは残念としか言いようがない。もっと出てほしかった。それと、ビーさんを演じた倍賞千恵子さんが素敵なおばあさんになっていることにびっくりした。さくらさんから随分時間がたったんですね。時間の流れを思い知らされました。これからも、心がすさんだり、ちょっととげが刺さったりしたときにこの映画で優しい気持ちになりたいです。

さくらさん さん | 福岡県 | 不明

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