テス スペシャルエディション

◆カンヌクラシックで上映され、ポランスキー監督が現像所の作業で「驚いた」と述べた、４k復元版が初ブルーレイ化！
2004年に創設されたカンヌクラシックは、古い作品や映画史の傑作を復元された複製で紹介して、カンヌ映画祭の威光を、再発見された映画のために利用し、過去の名作の劇場公開またはDVD化を促すという意義がある。そのカンヌクラシック2012で上映され、ポランスキー監督と主演のナスターシャ・キンスキーも来場した。

◆1980年度アカデミー賞®撮影賞、美術監督装置賞、衣裳デザイン賞、1979年セザール賞最優秀作品賞、監督賞、撮影賞受賞。名匠ロマン・ポランスキーの代表作！
19世紀末イギリスを舞台にした文豪トマス・ハーディの名作『ダーバヴィル家のテス』を、監督ロマン・ポランスキーが、撮影のジェフリー・アンスワースとギスラン・クロケ、音楽のフィリップ・サルド、美術ピエール・ギュフロワ、衣装アンソニー・パウエルといった超一流スタッフをそろえて映画化。印象派の絵画のような詩情あふれる美しい映像の『テス』は、現在でも決して色あせることのない文芸映画の名作。　　

◆悲劇のヒロイン・テス役を演じるナスターシャ・キンスキーの鮮烈な美しさは必見！　　　　　　
撮影当時まだ10代だったナスターシャ・キンスキーは、この悲劇のヒロイン・テス役で世界中の注目を集め、大女優へと成長してゆく。

製作年：1979年／製作国：フランス
配給：ヘラルド／：© 1979, Renn Productions, Timothy Burrill Productions Ltd
カラー／2時間52分

本編時間：172 分／カラー／画面サイズ：16：9スコープサイズ／【2枚組】本編BD2層ディスク1枚・特典DVD片面1層1枚／

■音声：リニアPCM／2.0chステレオ／英語・仏語
■字幕：日本語字幕

70分を越える充実の特典映像！「テス」ドキュメンタリー三部作を収録！
監督：ローラン・ブーゼロー、インタビュー出演：ロマン・ポランスキー、ナスターシャ・キンスキー、クロード・ベリ他、「テス」小説から映画へ、「テス」撮影日記、「テス」体験記を収録。映画化へと思い立ったいきさつや、撮影秘話などが語られる。

【映像特典】(約76分)
■「テス」ドキュメンタリー三部作　
１.「テス」小説から映画へ（29分）　
２.「テス」撮影日記（27分）　
３.「テス」体験記（19分）　
■オリジナル予告編
■フォトギャラリー

【封入特典】(予定)
■12ページ特製ブックレット
■ポストカード

【スタッフ】
監督・脚本: ロマン・ポランスキー
原作: トマス・ハーディ（『ダーバヴィル家のテス』）
脚本: ジェラール・ブラッシュ　ジョン・ブラウンジョン
撮影: ジェフリー・アンスワース　ギスラン・クロケ
音楽: フィリップ・サルド
美術: ピエール・ギュフロワ
衣装: アンソニー・パウエル
製作: クロード・ベリ

【キャスト】
ナスターシャ・キンスキー
ピーター・ファース
リー・ローソン

【ストーリー】
19世紀末のイギリス・ドーセット地方、貧しい商人のジョン・ダービフィールドは、ある日牧師から自分が貴族ダーバヴィル家の子孫であることを知らされる。経済的な援助を求めるため、ジョンは美しい長女テスをダーバヴィル家に送りこむ。ほどなくテスはダーバヴィル家の息子アレックの情婦となってしまう。耐えきれなくなったテスは実家に戻り、ひっそりと子供を産むがその子はすぐに死んでしまう。再びテスは家を出て酪農場で働き始め、そこでエンジェルという青年に出会う。二人は恋に落ち、エンジェルはテスに求婚するのだが…。

文豪ハーディの原作を、鬼才ロマン・ポランスキーがナスターシャ・キンスキーという逸材を得て映画化した大作。その圧倒的な美しさゆえに、波乱の人生を送ることとなる女性テスの姿を追う。まばゆい映像美が目を奪う。(CDジャーナル　データベースより)