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ジャン=リュック・ゴダール DVD-BOX

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BIBF9156
組み枚数
:
4
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
期間限定盤, ボックスコレクション, コレクション
追加情報
:
豪華解説書(24P予定) 執筆・監修:杉原賢彦氏
二つ折りポスター1枚

内容詳細

Disc1:「ヒア&ゼア・こことよそ」
1975年4月に製作された16ミリ作品。ゴダールが新たな協力者アンヌ=マリー・ミエヴィルとともに設立した「ソニマージュ工房」の最初の作品であるがもとになった素材は「ジガ・ヴェルトフ集団」時代に終わった『勝利まで』のために撮影されたフィルム。冒頭でのゴダールとミエヴィルの声で1970年にはこの作品は『勝利』と呼ばれ、1974には「こことよそ、とよそ、と・・・と呼ばれる」と告げられるように両者は全く別の作品。

Disc2:「うまくいってる?」
「ヒア&ゼア」に引き続き、この映画でも画面外の音声“ソン”と映像“イマージュ”の意味を「目と耳を使って分析すること」が要請される。人民大衆のために情報の生産について共産党の反動性について問題提起する作品。フランスの左翼連合(社共、急進左派)は共同政府綱領を掲げていたが、社会党の躍進に反して人気の後退した共産党は親ソ路線の脱却かを余儀なくされていた。一方、1974年の革命の翌年、急進派と穏健派の対立が深まる中、ポルトガルの政権は極左クーデター失敗を機に右よりの路線をとり、軍政から民政への移管を決めた。

Disc3:「勝手に逃げろ/人生」
70年代の政治の時代から一転し、それらを払拭し抜け出すかのように、新たな時代の到来を高らかに宣言した商業映画復帰第一作。物語は、「創造界」「不安」「商売」「音楽」の4パートに分割され、その各パートが、テーマを微妙に異ならせながら進行していく。それぞれのパートが微妙に連関性をもたされながら、相互に補いつつ、全体を構成してく。

Disc4:「右側に気をつけろ」
80年代ゴダールのひとつの到達点的な作品。重層化された映像に加えて、ここでは音までもがバラバラに解体される。レ・リタ・ミツコが捜し求めるサウンドとゴダールが探す映画のサウンド。そのふたつが微妙に混合し、ひび割れ、位相のズレを起こし、映像を統合し、物語を解体する。ゴダールが展開する<ソニマージュ>が完全に具現化された作品といっても過言ではない。
ひとつの物語を映画に撮りそれを夕方までに映画館エルドラドに届ければ過去の罪はすべて許されるといわれた白痴。ドストエフスキーの小説「白痴」とフィルム間を携えて、提督(フランソワ・ペリエ)が操縦する飛行機に乗り込む。その同じ時間、ミュージシャンのレ・リタ・ミツコのふたたりは新しい音楽を探してスタジオ内でサウンドの冒険を繰り広げていた・・・。

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