【中古:盤質A】 金瓶梅 ツインパック

〜物語（上巻）〜
宋の時代。大富豪の家に生まれ、何不自由なく育った西門慶の日課は、まともに働きもせずいつも複数の愛人をはべらせている性豪の父から、精力を鍛えるための様々な稽古をつけられることだった。やがて青年となった彼の前に、妖艶な家庭教師・紫煙が現れる。彼女への思いを募らせ、遂に初体験を済ませた西門慶。それからというもの、彼は紫煙からあらゆる手ほどきを受けながら毎日何度も愛し合う仲に。しかし、その彼女が突然姿を消してしまう。実は、紫煙は西門慶の性の指南役として父が雇った高級娼婦だったのだ。その事実を知り傷ついた西門慶は、全身全霊をかけて愛し悦ばせたいと思う女性を探す旅に出るのだった。旅の途中、疲労と悪天候のせいで倒れた彼は、美貌の尼僧・明月に助けられ手厚い看病を受ける。尼僧でありながら西門慶を愛してしまった明月は、彼に処女を捧げた。そして、西門慶の性技によって次第に淫乱な女へと変貌し…。　　　　　　　　　　
〜物語（下巻）〜
武大郎を毒殺し、彼の妻であった潘金蓮を自分のものにした西門慶は、色欲の赴くまま彼女との淫戯に耽る毎日を送っていた。そんなある日、花子虚のもとを訪れた西門慶は、彼の妻・李瓶児を見て息をのむ。その姿は、西門慶にとって初恋の人であり、性技の教師でもあった紫煙と瓜二つだったのだ。李瓶児を見初めた西門慶は、人を使って花子虚を襲わせる。そして、怪我で動くことも出来ない彼に、媚薬を飲んで淫らになった李瓶児と自分が交わる様を見せつけるのだった。喀血し、憤死する花子虚。こうして、彼の財産と李瓶児は西門慶の手中に転がりこむことに。さらに侍女の龐春梅までをも我がものにした彼は、４人目となる妻を迎える。しかし、欲望の全てを叶えゆくかのような西門慶の知らぬところで、女同士の戦いが始まっていた。龐春梅への嫉妬心を抑え切れず、初夜に睦み合う２人の前に現れた潘金蓮は自ら帯を解き…。