Monica

Monica (モニカ) プロフィール

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Monicaのキャリアは12歳にしてローディ・レコードのDallas Austinに“発掘”されることから始まった。アトランタ・タレント・ショウケースでの事だ。彼はMonicaをNYへ連れていき、アリスタ・レコードの社長、Clive Davisの前でパフォームさせた。彼女が正式に契約をしたのは12歳の時で、初めてレコーディングしたのは13歳の時だった。そして彼女が14の時、"Don't Take It Personal(just one of dem days)"がビルボードのR&Bシングル・チャート(1995年6月)で1位を獲得しRIAAプラチナ・ディスクに認定された。

セカンド・シングルのリリースの時もMonicaはまだ14歳だった。セカンド・シングル"Before You Walk Out Of My Life"もR&Bスポットでナンバー・ワンをマークし、彼女にプラチナをもたらした。これによって彼女はビルボードR&Bチャート史上最年少の2枚のナンバー・ワン・ヒット・シングル保持者となった。さらに彼女のように若くしてデビュー・シングルでR&Bチャートのナンバー・ワンを獲得するアーティストというのも珍しい。Frankie Lymon(当時13歳)、“Little”Stevie Wonder(当時13歳)、“Little”Esther Phillips(当時14歳)などが記憶に残っているところだろう。

大ヒットを記録した彼女のファースト・アルバム「Miss Thang」からの3枚目の大ヒット"Why I Love You So Much/Ain't Nobody"は1996年の半ばにリリース、Monicaは15だった。ツアーにはツアー・マネージャー、バンドのメンバー、ダンサーと24時間体制の家庭教師も同行した。(TLCBone Thugs 'N Harmony Keith Sweat等との)ツアー・スケジュールで彼女は1年以上に渡って多忙を極めた。そのスケジュールは16歳になった彼女の、1997年6月13日金曜日のアトランタ・カントリー・ディ・スクールの卒業式まで続いた。そんな過酷なスケジュールの中での学校生活にも関わらず彼女はGPA4.0(アメリカ高校の評定法式。上位10%以内の成績に相当)という優秀な成績で卒業を果たしたのだった。

驚異の3曲連続ナンバーワン!グラミー賞3部門ノミネート!!98年8月にリリースされたアルバム「Boy Is Mine」からカットした3枚のシングルはことごとく大ヒット!同じ世代の女性シンガーとして人気を誇るBrandyとデュエットしたファーストシングル"Boy Is Mine"が13週連続の全米ナンバーワンとしいう大ヒットを記録。これはElvis Presleyの"つめたくしないで"が持つ11週連続の記録を抜きBoyz II Menの"End Of The Road"に並ぶビッグ・ヒットとなる。続いてリリースしたセカンド・シングル"First Night"も5週連続の1位を獲得、そしてサード・シングル"Angel Of Mine"も同じく1位に輝いた。同じ1枚のアルバムから3枚ものナンバーワンシングルが生まれたのはここ数年来という快挙。"Boy Is Mine"でグラミーも受賞している。

そして3枚目となるアルバムが「After The Storm」だ。このアルバムが全米でリリースされる前年の2002年9月、日本盤「All Eyez On Me」がリリースされた。この作品は、彼女自身「Monica」というセルフ・タイトルをつけようと思っていたほど、心にある想いをぶつけたアルバムであった。彼女はこれまで人の用意した曲を歌うだけのシンガーではなく、自らソングライターとして自分の歌を書き始めるようになったのだ。そのきっかけとなったのは最初の恋人のジャーヴィス・ノッツの自殺であり、"I Wrote This Song"こそがその1曲目であった。

しかしこの「All Eyez On Me」の音源が、USリリース目前にネット流出してしまう。順風であった彼女のキャリアにおいて、初めて吹き荒れた大きな嵐だったのかも知れない。また10代の初めにデビューしてから、Monicaはほぼ10年間に渡り公共の目に晒されて生きてきた。自分自身のキャリアを振り返り、過去に固執せず新たな第一歩を踏み出そうと考えたMonicaは、 US盤の3rdアルバムのタイトルに「After The Storm」と名づけた。

新曲にはMissy Elliottとの"So Gone"やレーベルメイトであるTyreseをフィーチャーした"Go To Bed Mad"、俳優としても活躍しているラッパーのDMXとの"Don't Gotta Go Home "などがある。結局「All Eyez On Me」とかぶる楽曲は、"U Should've Known"、"I Wrote This Song"、"U Deserve"、"Breaks My Heart"、"Ain't Gonna Cry No More"、"What Hurts The Most"の6曲のみとなった。

このアルバムでMissyをはじめプロデューサー陣は優等生的イメージが強かったMonicaの新しい魅力を引き出すことに成功した。事実、先行シングルの"So Gone"はアメリカのビルボード誌も大絶賛している。「...Whispersの"You Are Number One"をサンプリングしたヴィンテージ感溢れるヒップホップな"So Gone"は一度聴くともう病みつきになる楽曲だ。アトランタ出身の彼女のヴォーカルは健在で、トラックを漂うように絡まり、時にはパワフルに歌い上げている。特にラップ・パートで本領を発揮している...」と。

この「After The Storm」こそ15歳のときの「Miss Thung」のイメージを払拭するMonicaの最高傑作となることは間違いない!!

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