China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」

Michael Pillsbury

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822251048
ISBN 10 : 4822251047
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
438p;19

内容詳細

米国を出し抜き、2049年に世界覇権を握るための秘密戦略、中国「100年マラソン」の全貌。

目次 : 希望的観測/ 中国の夢/ 争う国々/ アプローチしたのは中国/ ミスター・ホワイトとミズ・グリーン/ アメリカという巨大な悪魔/ 中国のメッセージポリス/ 殺手〓(シャショウジィエン)/ 資本主義者の欺瞞/ 2049年の中国の世界秩序/ 威嚇射撃/ 戦国としてのアメリカ

【著者紹介】
マイケル・ピルズベリー : ハドソン研究所中国戦略センター所長。国防総省顧問。スタンフォード大学卒業、コロンビア大学大学院博士課程修了。リチャード・ニクソンからバラク・オバマにいたる政権で対中国の防衛政策を担当。ランド研究所分析官、ハーバード大学リサーチフェロー、上院の四つの委員会のスタッフを歴任。外交問題評議会と国際戦略研究所のメンバー。ワシントンD.C.在住

野中香方子 : 翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 5 よういち さん

    米国のニクソンからオバマにいたる政権で、対中国防衛政策を担当した著者が語る中国の脅威◆これまで中国という国は羊の皮を被り続け、水面下で爪を研いでいた。米国との共存となれば日本は中国圏に組み込まれる可能性は充分にある。無関心ではいられない。◆かつて米国は中国に対して「脆弱な中国を助ければ、やがて民主的で平和的な大国になる」という希望的観測を持っていた。しかし、中国という国は共産党革命100年に当たる2049年までに世界一を奪取するという目論見があった。近年中国関係者はこのことを憚ることなく口に出し始めた。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    中国という呼称が定着したのは戦後。それまでは支那と呼ぶのが普通。略称が台湾と中共が同じなのがややこしい。支那は征服王朝が入れ替わり、政治システムの一貫性はない。一方、半植民地時代からの劣勢を挽回し、世界の頂点を目指す「百年マラソン」が進行中。わが国を戦争に引き込んだのも、ソ連の前で弱いふりをしたのも、朝鮮を戦わせたのも全てが策略。人権、民主主義、環境などの価値観を受け入れる気はなく、努力する素振りは時間稼ぎが目的。国家戦略は支那人の歴史的な知恵の産物。孫子の兵法や戦国策から導かれる思想が基になっている。

  • Tui さん

    ごめんなさい、私かつて対中政策を担当していた者ですが、あの国を甘く見てました。このままだとアメリカが負ける流れです。もう手遅れかもしれませんが、軌道修正するために不可欠なことをお伝えします、懺悔します。という博士による本。中国はアメリカに強い警戒と敵意を持ち、100年マラソンという名のもと2049年に経済的にも軍事的にも世界の覇権を握ることを目指す国、として報告されています。その内容は今の中国の対外政策と極めて合致しており、あまりの現実味に読んでいて空恐ろしくなる。さて日本は…呑気だとしか言いようがない。

  • ばたやん@かみがた さん

    中国問題の最高権威と言われるピルズベリー氏が書いた故にその内容が意味を持つ。私には、1950年代から中国の野望にソ連が気付き米国に警告を発していたこと、NATO軍によるベオグラード爆撃の際の中国大使館の誤爆について米国の意図ありと最後まで中国側は信じていたこと等が衝撃的だった。全体通して浮かび上がってくるのは、米欧日を信じず、それらの国々が苦心を重ねて作り上げた国際慣行・技術を利益の有るときは利用するか、無視するかして、いつか先進国の寝首を掻こうと富国強兵に邁進する「異形」の大国の醜悪な姿である。(続

  • Willie the Wildcat さん

    中国共産党革命100周年の2049年での覇権!?政治・経済・軍事のみならず価値観への影響力行使。基本的人権や自由、あるいは環境問題への脅威。AIIBなど、国際機関の秩序見直しの兆候が個人的には気になる。著者の多彩な調査結果からの論理展開は理論的。一方、『資治通鑑』や『兵法三十六計』の視点は興味深いが、至極当然のアプローチとも言える。但し、伝統的思想を踏まえた戦略立案・実施は有用。中国の切り崩しに負けない同盟諸国とのこれまで以上の密な連携の維持が生命線。それにしても古書・格言に改めて感じる中国の歴史の重み。

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