CD 輸入盤

『優しきフランス〜歌曲とシャンソン集』 オッター、フォシュベリ(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V5343
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

世界の歌姫、オッター最新盤!
絶美の歌声で魅せる甘美なフランス歌曲集
印象派の歌曲と20世紀のシャンソン、
多彩な表現力に聴き入るアルバム!


世界の歌姫アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが、『ソーニョ・バロッコ』(V5286)に引き続き、naiveレーベルからは3枚目のリリースとなる最新盤、『ドゥース・フランス(優しきフランス)』をリリース! 今回のプログラムは、19世紀の印象派歌曲と20世紀のシャンソンをカップリングしたもので、当レーベルからのファースト・アルバム『ラブ・ソングス』(V5241)のコンセプトも思い起こさせる内容となっています。ピアノ伴奏はオッターからの信頼厚き名手ベンクト・フォシュベリが担当。日本でも高い評価を得ているヴィオラ奏者タメスティ、スウェーデンの歌姫マルガリータ・ベンクトソンなど、盤石の共演陣を据えて収録に挑んでいます。肩肘の張っていない自然な歌いぶりで聴く人を包み込むように魅せてくるその歌唱力は流石の一言。いずれのジャンルもメジャーな楽曲が多く集められているため、このジャンルはあまり馴染みがないという方にもお薦め出来るアルバムです!
 幅広いレパートリーを持ち、フランスものでも安定した歌唱を聴かせてくれるオッター。過去にもフランス歌曲集をリリースし、高い評価を得ているだけに、本アルバムも期待必至といったところでしょう。アーン、フォーレ、サン=サーンス、ラヴェル、ドビュッシー・・・甘美な旋律の数々に乗って、オッターのふくよかな歌声に聴き入ります。フォシュベリの伴奏はオッターの歌声にぴったりと寄り添い、二人で優美なハーモニーを生み出しています。
 また、本アルバム最大の魅力の一つは、やはりクラシックの歌曲とシャンソンそれぞれで全く異なる歌声を聴かせてくれる、オッターの多彩な表現力でしょう。ディスクを2枚目へ入れ替え、シャンソン・ディスクの1曲目『ゲッティンゲン』が始まった途端、舞台は小さなサロンから街角のカフェへと早変わり。しっとりと歌い上げる楽曲では艶やかな歌声に舌鼓を打ち、さらに『双子姉妹の歌』や『ブン!』といった愉しい楽曲では、軽妙洒脱な歌いぶりに魅せられます。タイトルにもなっている『優しきフランス』では、歌う道化師の異名も持つトレネに負けず劣らずのチャーミングさを見せてくれます。『パダム、パダム』や『バラ色の人生』は、いずれもシャンソン界を代表するピアフのヒットソングですが、オッターはピアフよりもすっきりとした歌運びで、この名曲を優しく歌い上げています。収録されているシャンソンは、いずれも本アルバムのためにアレンジがなされており、原曲とはまた一味違った楽しみを味わえます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
Disc1:歌曲
1. アーン:『灰色の歌』より「いみじき時」
2. アーン:『灰色の歌』より「最も美しき今」
3. サン=サーンス:月の光
4. サン=サーンス:私に何も言うことがないのなら
5. サン=サーンス:行け、行け、船よ
6. アーン:離れ家に閉じ込められたとき
7. アーン:私は口づけをしたから
8. アーン:田舎の墓地
9. フォーレ:『3つの歌』より「秘密」 op.23-3
10. ラヴェル:『クレマン・マロの2つの風物詩』より「スピネットを歌うアンヌへの」
11. ラヴェル:愛に死せる女王のためのバラード
12. ドビュッシー:ビリティスの3つの歌(全3曲)
13. レフナー:『4つの詩』より「ひびの入った鐘」op.5
14. レフナー:セレナード
15. サン=サーンス:死の舞踏

 アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
 ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
 ビョルン・ガフヴァルト(ハルモニウム:5)
 アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ:13-15)
 録音時期:2013年2月
 録音場所:ストックホルム、ベルワルドホール

Disc2:シャンソン
1. バルバラ:ゲッティンゲン
2. グランツベルク:パダム・パダム
3. フェレ:サン=ジェルマン=デ=プレ
4. バルバラ:なんて美しい季節(9月)
5. ルマルク:パリで
6. ハジダキス:若い郵便屋
7. ルグラン:双子姉妹の歌
8. ルグラン:君なしで生きていく
9. コスマ:枯葉
10. ショーリアック/トレネ:優しきフランス
11. トレネ:ブン!
12. フェレ:ミラボー橋
13. ムスタキ:タンドル国の地図
14. アーン:秋の歌
15. ルイギ/モノ:バラ色の人生
16. ショーリアック/トレネ:残されし恋には
17. ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を
 ペル・エクダール編曲(1-3,6,7,9-16)、カール・バッジ編曲(4,8)
 ベンガン・ヤンソン&ペル・エクダール編曲(5)、マルガレータ・ベングトソン編曲(17)

 アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)
 ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
 マルガリータ・ベンクトソン(歌、ハープ:7)
 ペル・エクダール(打楽器、編曲)
 カール・バッゲ(ピアノ、編曲)
 マッツ・ベルグストロム(ギター)
 オーリー・リンダー(コントラバス)
 ベンガン・ヤンソン(アコーディオン)
 ペール・グレバッケン(クラリネット、バス・クラリネット、アルト・サックス)
 カール・ オランドソン(トランペット)
 マグヌス・ヴィークルンド(トロンボーン)
 ウルス・フォルスベルク(ヴァイオリン)
 アンダース・ヤコブソン(ヴァイオリン)
 マリン・ブロマン(ヴィオラ)
 カティ・ライチネン(チェロ)
 録音時期:2013年5月
 録音場所:ストックホルム、アトランティス・スタジオ

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. L'Heure exquise (from Chansons grises)
  • 02. plus beau pr駸ent
  • 03. Clair de lune
  • 04. Si vous n'avez rien ・me dire
  • 05. Vogue, vogue la gal鑽e
  • 06. Quand je fus pris au pavillon
  • 07. Puisque j'ai mis ma l钁re
  • 08. Cimeti鑽e de campagne
  • 09. Secret
  • 10. D'Anne jouant de l'espinette (from Deux ノpigrammes de Cl駑ent Marot)
  • 11. Ballade de la reine morte d'aimer
  • 12. Flte de Pan
  • 13. Chevelure
  • 14. Tombeau des Na・des
  • 15. Cloche f麝馥 (from Quatre po鑪es, Op. 5)
  • 16. S駻駭ade
  • 17. Danse macabre

ディスク   2

  • 01. Gttingen
  • 02. Padam Padam
  • 03. タ Saint-Germain-des-Pr駸
  • 04. Quel joli temps (Septembre)
  • 05. タ Paris
  • 06. Facteur
  • 07. Chanson des jumelles
  • 08. Je vivrai sans toi
  • 09. Les feuilles mortes
  • 10. Douce France
  • 11. Boum!
  • 12. Pont Mirabeau
  • 13. Carte du tendre
  • 14. Chanson d'automne
  • 15. vie en rose
  • 16. Que reste-t-il de nos amours
  • 17. Parlez-moi d'amour

ユーザーレビュー

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悲しい歌でさえ甘美にひびいてくる。YouTub...

投稿日:2014/11/30 (日)

悲しい歌でさえ甘美にひびいてくる。YouTube のプロモーションビデオにもあるように、アンネ=ゾフィー・フォン・オッターはのっている。1枚目の歌曲集の乗っけから、アーンの『このうえない機会〜満ちていくとき』が、フォシュベリの絶妙なピアノの狭間から浮かびあがり、展開する。ジャルスキーも唄い、フィッシャー=ディースカウまでもが場違いな?歌唱を披露しているが、やはりオッターでこそ聴きたい。アーンは、2枚目のシャンソン集のなかにも異和感なく紛れこむ。パルバラの『ゲッティンゲン』も、反戦歌であるはずなのに、甘美にひびいてくる。「乳と蜜の流れるフランス」はローラン、シャルルマーニュの時代からのみならず、遠くそれ以前からガリア〜フランスの本質であり、現代にもたおやかに、彼の地に暮らす人々を支えつづけている。

夏のひかり さん | 兵庫県 | 不明

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 フランス語分からないながら聴いていて、...

投稿日:2014/09/13 (土)

 フランス語分からないながら聴いていて、光景やシーンがイメージしやすい。選曲やアレンジ、演奏も含めて上品な仕上がりに感じた。なじみの曲もちりばめられているので、フランス歌曲(&シャンソン)入門としてもおすすめしたい。     フランス歌曲はあまり聴けておらず、シャンソンなどは門外漢の私だがすぐに気に入ってしまった。 アレンジも上品でけばけばしくなくオトナの歌という感じ。オッターらしい、知的ですこし遊び心が感じられる内容。  他の本場フランス人の歌唱と比べると、歌唱のくずしが少ないように、くっきりはっきり歌っているように感じてしまったが、フランス語分からない私にとってはかえってとっつきやすい。ここで聴きこんでから他の演奏でシャンソンの扉も開けて中に入ってみたいところだ。    CDを入手したのはおりしも9月、季節はこれから秋に向かうところ。夜に目をつぶって、しっとりとしたParisの情景をイメージしながら聴いていきたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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