From Kinshasa

ワールド・サーキットから大型＜新人＞バンド登場！
元スタッフ・ベンダ・ビリリのメンバーが到達したアフリカ音楽のニュー・ステップ！

イギリスの名門レーベル、ワールド・サーキットから、久々の新録作品が登場です！ワールド・サーキット社が新人をプロモートするのはファトゥマタ・ジャワラ以来、実に4年ぶり！それだけでも期待が高まります。　
　この新たなバンド、ンボングァナ・スターが生まれたのはアルバム・タイトル通り、コンゴ民主共和国の首都キンシャサ。貧困や情勢不安に苦しむキンシャサの街ですが、一方ではアフリカ音楽の中心として活気ある独自のシーンを築き上げてきました。ルンバ・コンゴレーズの世界的な人気の後、2000年代に入ってからコノノNO.1やスタッフ・ベンダ・ビリリ、ジュピテール・バゴンジらの活躍で改めてその地の音楽に注目が集まりました。中でも2010年に来日公演を成功させたスタッフ・ベンダ・ビリリを印象深く覚えている方も多いかもしれません。　
　スタッフ・ベンダ・ビリリはリッキー、ココ、テオ、ジュナナの４人の車椅子生活を余儀なくされているミュージシャンによって結成され、2009年に世界デビューしました。2010年にはドキュメンタリー映画が公開され、ワールド・ツアーも成功、来日公演も実現しました。ストリートで生活していた彼らは大きな成功を手に入れましたが、その成功が原因となり、バンドは崩壊へと向かってしまいました。　
　2013年にビリリから脱退したのは、音楽的な中核を担っていたココとテオの二人。彼らが若いミュージシャン達とともに新たに結成したのがこのンボングァナ・スターです。ビリリの音楽とは異なった、新しい方向性を求めた彼らは、メンバーにフランス人プロデューサーのドクターLを招きます。ヒップ・ホップ／エレクトロ・シーンで活躍してきたドクターLことリアム・ファレルはトニー・アレンの1999年作『ブラック・ヴォイセズ』のプロデュースを手掛けた人物。アフリカ音楽を心得ている彼の参加によってバンドは、ストリートから未来へ繋げる、トランシーなサウンドを生み出しました。先行公開されている楽曲“Malukayi”では、2000年代のキンシャサ・ストリート・ミュージックの衝撃をもたらしたコノノNO.1をフィーチャリングしていることも話題のひとつです。
　「MBONGWANA」とは「チェンジ」の意味。ストリートで育まれた豊かな音楽と、最新のエレクトロニクス・サウンドを大胆に融合し、斬新なアプローチのアフリカ音楽が誕生しました。2015年ワールド・ミュージック・シーンの最大の衝撃作といって過言ではない、異例の＜新人＞バンドのデビュー作、是非ご期待下さい！！
（メーカー・インフォメーションより）