チャーリー・バーネット楽団、スタン・ケントン楽団を経て自身のオーケストラを結成。驚異のハイノート(高音)プレイで絶大な人気を博したトランペット奏者がメイナード・ファーガソンです。70年代には「ロッキー」「スター・トレック」等のポップ・ヒットを放ちましたが、このアルバムでは原点回帰というべきか、スインギーなビッグ・バンド・サウンドを展開しています。ファーガソンは得意のハイノートに加え、渋いヴォーカルも披露。もちろん全曲で大きくフィーチャーされています。サックスのチップ・マクニール、マット・ウォレス等のソリストも大活躍。かつてジョー・ザビヌルやピーター・アースキンの才能をいち早く見出したファーガソンのタレント・スカウト能力はさすがの一言に尽きます。(jazzyellより)
Maynard Ferguson(tp,flh), Roger Ingram(tp), John Owens(tp), Brian Thompson(tp), Glenn Kostur(bs), Chip McNeill(ss,ts), Mike Scaglione(as), Matt Wallace(as,ts), Dante Luciani(tb), John Cricker(btb), Doug Bickel(p,key), Dennis Marks(ab,eb), Jim White(ds) Recorded July, 6&7 1992 at Hanita Jazz Club in Heist-Open-Berg, Belgium
(メーカー資料より)
カナダ出身のトランペット奏者。高い音域を正確に演奏するハイノート・ヒッター。
1949年、21歳の時にアメリカに移住し、スタン・ケントン楽団に参加。1954年に楽団を去りパラマウント・ピクチャーズに入り、『十戒』などの映画でリードトランペットを担当。
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