録音は1956年、タイトル通りマーティ・ペイチがアート・ペッパーをフューチャー。その他共演者はベースがバディ・クラーク、ドラムがフランク・キャップ。演奏は見事なアート・ペッパーの演奏と全体としての完成度が高い。この年のアート・ペッパーは「The Art Pepper Quartet」「The Artistry of Pepper」「Art Pepper with Warne Marsh」「Chet Baker and Art Pepper ”Playboys”」など絶頂期ともいえる名演がある。マーティ・ペイチはここではカルテットに徹し、絶妙な味付けとペッパーが演奏しやすいようお膳立てをしている。

やっぱりジャケットですね。このジャケットがあれば中身いらないぐらいです。

ペッパーの最高作ですね。ニューヨークのCDショップで買いました。日本で買うより高かった。

まず、ジャケットがいい！それに伴い演奏がいい！録音の音質も、とてもよい！良い条件が、３拍子揃っている！４拍子の音楽なのに！？

１９５６年８月、９月にロスで録音。録音も良好。ペッパーの最良の演奏が聴ける１枚である。タンパのもう一枚と較べるとこちらがお洒落と言うか洒脱である。ペッパーの音色が見事に録られている。文句なしの推薦盤。

ＪＡＺＺ好きな方も、そうでない方も絶対おすすめです。ジャンルは関係ないですね。お風呂も踊り子も良いアルバムで愛聴盤ですが、これは文句なしに楽しめます。ペッパーの最高のプレイが聞けます。

演奏はどれも聴いていて楽しくなってくる，なんていうのは今さら言うまでもないだろう。今までは安い外盤で持っていたが，それに比べると雲泥の差で，こんなに良い音で入っていたのかと驚いた。マスターとSHM-CDの良さが相まって成功した例だと思う。ただ，時間が全部で36分09秒というのは少し短すぎないだろうか？もう一枚分入る分量なのだが。それが購入するかどうかの分かれ目になるだろう。

マーティ・ペイチのリーダーアルバムですが、実質上ペッパーのアルバムです。そして彼の最高傑作はこのアルバムでしょう！OVER THE RAINBOWで私は「ジャズのアドリブとは何か」を解ったような気がします。１００点でも足らない最高傑作！

音質が良くない。ホーンが引っ込んで、高音がこもっている。LONEHILLJAZZの２INCDの方が断然良い。ただ、あの踊り子のジャケットは捨てがたい。音を聞かず、見て楽しむ分には申し分ないが・・・。

録音良し、選曲良し、アレンジ良し、もう何も言うことなし！ どうして、今時このようなジャズが出ないのであろうか？ 久々に、ジャズの醍醐味に浸れた名盤である。