1952年9月9日生まれ。西ベルリンで生まれた彼のミュージシャンとしてのキャリアは、67年に結成されたBluebirdsというバンドのメンバーとしてスタートした。当初はRolling StonesやBeatlesのコピーに勤しんでいたバンドだが、CreamやJimi Hendrixといったブルース〜サイケデリック・ロックの洗礼を受け、新バンドを結成。そこにTangerine Dreamを脱退したKlaus Schulzeが加わる形でAsh Ra Tempelが結成され、71年に1stアルバム『Ash Ra Tempel』がリリースされた。

その後Klaus Schulzeの脱退など紆余曲折を経てAsh Ra TempelはManuel Gottschingのソロ・プロジェクトと化してゆく。中でも『Inventions For Electronic Guitar』や『New Age Of Earth』といった作品は後世に残る名盤として知られている。

M・ゲッチングこの3枚！

	CD Manuel Gottsching / E2-E4
	84年発表の超名作！延々と反復するリズム・マシンとシンセサイザーのなかをゲッチングのギターが流れていくトランシーなナンバー。 トランス度：

	CD Ashra / New Age Of Earth
	76年発表の名作。シンセサイザーとシークウェンサーを導入したスペイシー＆コズミックなサウンドによる陶酔感と多幸感！ 多幸感度：

	CD Ash Ra Tempel / s/t
	ブルース〜サイケを基調としながらドイツならではの観念世界をも見せつける71発表の1st。初期ジャーマン・ロックの金字塔！ ぶっ壊れ度：