第一期のliveが続々発売されて、本当に嬉しい限り 中でも、この作品は第一期唯一の日本公演を広島で体験した自分としては最も待ち望んだ一枚 「火の鳥」のliveから完全にKO

本作は第一期マハヴィシュヌ・オーケストラがCBSに遺した公式音源＋αです。 彼らの活動期間のほぼ時系列順に収録されています。 1,2,3作がスタジオ盤で、4,5作がライブ盤です。 なお、入手しにくかったマリソルのライブが1枚目の最後に入っています。 4枚目はライブ盤で「虚無と永遠の間（はざま）に」という仰々しい邦題が付いてます。マハヴィシュヌ・オーケストラの熱いライブが聴けますが、ＬＰのときは物理的制約で物足りなく感じました。 これに収められなかったものが5枚目に入っています。 本作の最大の聞き物といえましょう。 38年待たされたわけですが、長生きはするものです。 この頃は第一期マハヴィシュヌ・オーケストラが解体寸前のものなのでしょうか、若干個人技にはしるところが感じられます。しかし、これはこれで満足できます。限定版とのことですから、なくならないうちに入手しましょう。紙ジャケットは国内版の水準を期待するのは酷ですが、まずまず合格点というところでしょうか。

これはフランスの放送局用に収録されたliveのようです。「内に秘めた炎」234発表後、「火の鳥」発表前といったところです。2、3、4、8は前者からで、5、6、7が後者からです。1はチューニングと紹介です。画質については４０年前のものですから７０年代のビデオそのものです。どうせならリストアして出してもらえたらよかったでしょうが。音はモノラルでなく、ドルビーデジタルで2.0と5.1で切り替え可能です。が、モノラルでないだけマシといったところでしょうか。このライブはyoutubeでも見られますが、あちらの方うが画質がよいようです。日本のテレビではin concertというテレビ番組でこのオリジナルメンバーの姿が見られました。放送時はone word とhope とが上手にクロスされていました。これも現在はyoutubeで見られます。欲を言えば、このライブも収録してもらいたかったですね。なお、来日した時はチケットが入手できなくてライブに行けませんでしたので、これを見て積年の恨みを晴らすとしましょうか（大袈裟ですか）。メーカーさんは次にアラン・ホールズワース在席時のソフトマシーンのライブを出してくれませんかね？