CD 輸入盤

Open Minds

Mads Vinding Trio

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
101.4267
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

デンマークを代表する重鎮ベーシスト、マッズ・ヴィンディングが放つピアノ・トリオ作。ヴィンディングと言えば、先日リイッシューされて再度注目を集めたハンク・ジョーンズとの作品、アレックス・リールと鉄壁のリズムでヨーロッパ屈指のピアノ・トリオ作品となったエンリコ・ピエラヌンツィとの作品、静謐さとアグレッシヴな演奏が見事なコントラストを見せたケニー・ワーナーとの作品と、とにかく名演奏が多いですが、このお方の凄いところは、何においても、バンドのメンバーを自由にさせつつ、操り、最上の演奏を引き出してしまう所、と言えましょう。

そして、ここに迎えるのが、ジャン・ミッシェル・ピルクと来るから注目です。もともとアブストラクトな旋律も多かったピルク氏のスタイル、ヴィンディングとのコンビには、意外?と思われるかもしれませんが、これもマッズ・ヴィンディングが手掛けるトリオなのです。ピアニストの個性の引き出しかたは、正しくヴィンディングならでは!

フタを開ければ、いつか王子様でありながら、ピルクらしさが出た、ちょっとストレンジな感覚と、ベースとの絶妙な会話を見せる聴きごたえあるオープニング、奇妙なハーモニーの中に独特の美意識が漂うマイ・ファニー・ヴァレンタイン、かと思うと正当なブルーズ感覚が生きたサマー・タイム、一転続くピルクのオリジナルでは三人の演奏家としての本領発揮!といった攻めの演奏が聴けるM-4、かと思うと、オリジナルでありながらマッズ・ヴィンディングの流儀に寄り添ったかとも思うようなトラッド的な優しさが滲むM-7のようなものもあるのです。

そして、白眉な演奏が・・M-9、モンクの言わずと知れたブルースStraight No Chaserでしょう。このスリリングさはピアノ・トリオ、ジャズ・ファンの耳を驚かすサウンド!そしてこのベースの引力こそ、マッズ・ヴィンディングなのです。ドラマーには同じくベテラン、ビリー・ハート(ヴィンディングとは35年のおつき合いとのこと)。数多くの個性的なスタンダード演奏をゆったりしたトラッドで締めくくるのも味な所。メンバーの良さが出た一枚です。(インフォメーションより)

Jean-Michel Pilc (p)
Mads Vinding (b)
Billy Hart (ds)

収録曲   

  • 01. Someday My Prince will Come(Frank Churchill)
  • 02. My Funny Valentine(Richard Rodgers)
  • 03. Summertime(George Gershuwin)
  • 04. Hardly like an Evening Sunset(Jean-Michel Pilc)
  • 05. Open Minds(Mads Vinding)
  • 06. How deep is the Ocean(Irving Berlin)
  • 07. Sam(Jean-Michel Pilc)
  • 08. Irah(Billy Hart)
  • 09. Straight no Chaser(Thelonious Monk)
  • 10. Golden Key(Jean-Michel Pilc)
  • 11. I Skovens Dybe still Ro(Danish Trad)

ユーザーレビュー

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曲者のJean-Michel Pilcを迎えてのピアノト...

投稿日:2011/07/24 (日)

曲者のJean-Michel Pilcを迎えてのピアノトリオ作品。すごいメンバーなのに若干の不完全燃焼が感じられます。というか、燃えすぎようとして酸欠状態になってしまった感じ。Mads VindingといえどJean-Michel Pilcはやはり制御困難か?もしくは、彼の先鋭さを引き出そうとしすぎたか?同じベーシストのHein Van De Geynとのデュオでは、優しいピアノを弾く彼でしたが。

hiro さん | 愛知県 | 不明

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