ユニット名のもとになっているのは所属事務所LDHの名前の由来であり、先輩であるEXILEの究極のテーマでもある“Love, Dream, Happiness”というキャッチフレーズ。そんな「Love」という言葉を与えられた2人は、言い換えるとEXILEと共にそのテーマを世の中に伝えていく仲間なのである。そして2009年、『Love、Dream、Happiness』プロジェクトの先陣を切って2009年8月25日にシングル「First Love〜ラブレター〜」デビューした。

そのCDデビューに先立ち、Loveは雑誌｢月刊EXILE｣2008年8月号添付CD、また同時に着うた配信により、ZONEの名曲｢secret base〜君がくれたもの〜｣のカヴァーでプレデビューを果たす。また『EXILE BALLAD BEST』に収録された『Love, Dream＆Happiness』にも参加した。すでに多くの人たちが、彼女たちの歌声を耳にしていた。

メンバーのMISAKIとSTEPHANIEの歌とダンスのキャリアはすでに10年以上。

小学校低学年の頃からTV番組やCMに出演し、MISAKIは中学時代に、STEPHANIEは小学校時代に、女の子だけの別々のユニットでデビューした経験も。残念ながら2人が参加していたユニットは、どちらも“良い方向”には行かずに解散。夢を諦めきれなかった2人は、それぞれに新たな可能性を探り始める。そして2年前、現在の事務所で出会った。

歌声は一体感を増し、プロとしての意識や向上心も高まった。そしてついに“デビュー”と言う、次なる夢へと向かう大きな扉の前に立つことになったのである。

出身地も性格も聴いてきた音楽も違う2人だが、共通点は意外に多い。例えば、幼い頃からエンターテインメントの世界に憧れ、歌やダンスのレッスンに励んできた点だ。

「歌もダンスも大好きだったから、どんな厳しい練習も頑張れた」（MISAKI）

「“いつかステージに立つ人になるんだから”と思うと、友達と遊べないこともぜんぜん辛くなかった」（STEPHANIE）

また2人とも（MISAKIは13歳の時に、STEPHANIEは11歳の時に）、女の子だけのアイドルユニットで一度デビューをしている。そしてそれぞれのユニットが解散した後も、めげることなくチャンスを求め続けていた。
2人が出会い、絆を深めてこられたのは、2人が“歌で自分を表現したい”、“歌でみんなに喜んでもらえる存在になりたい”という強い想い＝志の持ち主だったからに違いない。だからこそこの2年、レッスンに明け暮れる毎日や光が見えなくて苦しくなるような状況も、互いに励まし合いながら乗り越えてこられたのだ。
「これまでにいろんなことがあったからこそ、“現在の私たち”がいると思う」、そう口を揃える頼もしい2人はこの夏、夢だったデビューを果たす。

「いろいろな愛のメッセージをたくさんの人に伝えて、いつか大きなステージでみんなとひとつになれるようなライブがしたい」（MISAKI）

「愛を伝えることで、差別とか争いをなくしたいし、生きる希望を与えたい。私たちの歌でみんなを幸せにしたい」（STEPHANIE）

歌と愛の力を信じる彼女たちは今、新しい夢に向かい邁進し続けている。