誰に感想をきいても、イマイチ、実験的としか返事がこないが、メタル歴20年の僕が最初に購入したアルバムだ。バイト代が出た時に、ＣＤ店に行き、当時のテイチク・メタルマニアレーベルのアルバムを手に取ってみたときに、ジャケ買いをしてしまった思い出あるアルバムです。 メタル一発目がコレかよとよく言われます。 「停留所にバスストップ」と替え歌コピーで文化祭で演奏し、これで今の奥様をゲットしたこともあります。 誰にどんな評価をされようと、このアルバムは、僕の全てです。

１９８７年、まだガキの頃初めて買った欧州の輸入ＬＰがこれだったかな。レコード針を落とした瞬間唐突に切り込んでくるリフが強烈な印象でした。２本のＧと、もはや１つの楽器と化したＴｏｔｏのＶＯがリズム隊と絡み爽快な疾走感を味わえます。ミドルテンポやインストナンバーも秀逸。ジャケのダークな雰囲気とサウンドがよくマッチした独逸産スピードメタルの傑作です。

1990年発表の4th。実験的な作風に、スラッシュシーンの沈静化も合わさって、まともな評価を受けずじまいだった1枚。今聴いても、「う〜ん・・・」という言葉しか出てこない・・・。

後にSODOMやHOLY MOSESで活躍するアトミック・シュタイフ（Dr）が在籍していたことでも知られるLIVING DEATHの1987年発表の3rd。前年に出したEP「BACK TO THE WEAPONS」の勢いを受け継いだ、突撃感溢れるスラッシュメタル（スピードメタルとも呼ばれているが）を展開している。Manila TerrorやVengeanceなどの疾走チューンだけでなく、不穏で不気味なインストWood Of Necrophiliacなどは、プロデューサーのラルフ・ヒューベルト（MEKONG DELTA）の影響も大きいと言える。ジャーマンスラッシュを語る上で彼等、そして本作は避けては通れない！