Lindisfarne の最高傑作です。既に、昔の思い出ですが、渋谷公会堂で見た彼らのコンサートは素敵なパーティーという表現がピッタリのコンサートでした。Alan Hullの在籍時代の、それもNewcastleのLive映像が見たいです。

73年の正規ライブ盤より音は良好です。さすがBBCかな？内容も140分越えで、特にレディーエレノアのテイク違いが楽しいですよ！

”Call Of The Wild”は好きでツボにハマリますね〜♪フィドル、マンドリンの音が甘く、優しく、カントリー・フレーバーなのですが、アメリカ的では無く、英国〜アイルランド周辺のいわゆる欧州的でそう言う音に興味ある方にはツボを刺激するでしょうね！書いてある通り全編ポップな感覚で聞きやすいです。ブリティッシュ”田舎”ロックだなぁ〜･･･

彼らの2nd、Lindisfarneが来日公演を実施したのはこのアルバム発売後、渋谷公会堂がまるでお祭りのようでした。かれらは日本では地味ですが（それ以外の国も地味？）英国では結構人気が高く、このアルバムも私の愛着の一枚です。

野暮ったく、いとおしい。アラン・ハルの生み出すメロディは、人の笑顔と涙腺に繋がっているのだと思います。加えてアランだけではなく、他のメンバーもも侮れない曲を作る。「ロッドだけじゃないゾンビーズ」みたいなもんでしょうか。なんにせよ、多少チープな部分も含め、慈しむべき名盤。M1,M2,M6あたりは言うに及ばず、M5,M8に心躍らないなんて、考えられない。とか暴言も吐きたくなるくらい、いとおしい。ジャケ裏のメンバー表情が、そのまま音楽性を言い表してます。

結成２０年を記念し、原点回帰をコンセプトに作られた名作。ヴァラエティにとんだ曲の数々は聴くものを飽きさせません。１曲目の「イマジン」チックな曲も良いけど、「アルバムHELP!やRUBBER　SOULを意識した」という５曲目は最高。いつ聴いても胸がキュンとします。

オリジナルメンバーでの再結成作第１弾。ブランクのおかげか、名曲RUN　FOR　HOMEをはじめ練り上げられた楽曲のクオリティの高さはただ事ではありません。初期に比べてトラッド、フォーク的要素が薄くなっていくこれ以降の作品は残念なことに一般的な評価は低いのですが、常に楽曲を生かすことを第一に考えられたアレンジと演奏で、この後もいわゆる佳作を連発していきます。

まるでＸマスソングのような１曲目をはじめ全体的にキラキラした派手目のアレンジの曲が多いですが、ラスト３曲のしんみりとしたフォークな感じがなんともいえず、聴くたびに胸を締め付けられます。２曲目のＲ・クレメンツの疾走感溢れるロックナンバーもすばらしい。

この作品は制作に時間をかけただけあって、楽曲もアレンジもすばらしい。ベストトラックは、伸びやかな曲調に少女コーラスを加えて人類滅亡を歌った３曲目。他にもＡ・ハルには珍しいロッカバラード調の１曲目や畳み掛けるようなスカロックの６曲目、賑やかなアレンジが楽しい11曲目など聴き所満載。Ｊ・エントウィッスルのようなＲ・クレメンツの7曲目はむむっ…て感じだけど。

英オリジナルダブジャケ持ってますがあのザラザラ感も再現されてますかね？通販で買うとそのへんは賭けです。内容はかなりいいですね。