CD 輸入盤

室内楽作品集 イヴァルディ、プーレ、ベルノルド、ルティエ、ムニエ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ARN68652
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
France
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フランス6人組の室内楽
イヴァルディ、プーレ、ベルノルド、ルティエ、ムニエ

“6人組”とひと括りにされてはいるものの、それぞれ全く違う作風を持った6人の作曲家たち。さらに、ひとりひとりが、時期によってかなり異なる作風を示していたり、また、ミヨーのような多作家も含まれているため、その全貌を俯瞰するのはなかなか骨の折れる作業です。しかも、作品の編成がヴァリエーションに富んでいるためか、録音自体も体系化されておらず、演奏の質を追い求めるのはむしろ贅沢ですらあり、すでに存在するものを有難く拝聴するのがあたりまえという状態が長く続いたように思います・・・。
 そうした状況の中、フランスのアリオン・レーベルから突然の“6人組”注目盤の登場です。フランス音楽界のスターが一堂に会したこの室内作品集、フランス音楽ファンなら絶対に見逃せない内容となっています。
 アリオン・レーベルのこれまでの録音でも、その美音で高い評価を獲得済みのジェラール・プーレをはじめ、fineNFレーベル長岡京アンサンブルとのヴィヴァルディを録音し、フルート界にこの人ありと思わせたフィリップ・ベルノルド(ベルノール)。他のアーティストもフランス物演奏には欠かせない、妙技とエスプリを併せ持った特別なアーティストばかりです。
 特に、オーリック『印象』とプーランク『城館への招待』は、優れた内容にも関わらず録音が非常に少ないため、今回のリリースは朗報です。フランス音楽マニアを満足させるだけでなく、この分野をこれから聴いてみたいという方の一枚目としても、自信を持ってお勧めできるアルバムといえるでしょう。

ジェルメーヌ・タイユフェール[1892-1983]
・ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ[1973]

アルチュール・オネゲル[1892-1955]
・クラリネットとピアノのためのソナティネ[1921-22]

ルイ・デュレ[1888-1979]
・フルートとピアノのためのソナティネ[1925]

ダリウス・ミヨー[1892-1974]
・ピアノのための組曲『春』[1915/20]

ジョルジュ・オーリック[1899-1983]
・『印象』[1974]
 T.フルートとピアノのための(妻ノラへの贈り物)
 U.チェロとピアノのための(ロストロポーヴィチへ)
 V.クラリネットとピアノのための(ベルクとの思い出)
 X.ピアノのための(デュティユーに捧げる)

フランシス・プーランク[1899-1963]
・劇付随音楽『城館への招待』〜ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための[1947]

 クリスチャン・イヴァルディ(P)
 ジェラール・プーレ(Vn)
 フィリップ・ベルノルド(Fl)
 ミシェル・ルティエ(Cl)
 アラン・ムニエ(Vc)

 録音:2000&2004年、パリ

ユーザーレビュー

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6人組の紅一点であるタイユフェールの曲か...

投稿日:2007/09/04 (火)

6人組の紅一点であるタイユフェールの曲から始まるこのCD、のっけから心を鷲掴みにされました。芸術や文学で大きな動きがあった1920年頃のフランス、その時代の空気を思い切り吸い込んだ、軽やかでエスプリ溢れる音楽です。それぞれ作風は違いますが、全曲通して聴いても違和感がないのは選曲の妙でしょう。

ぷぺ さん | 東京 | 不明

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