'12年発表。シアトルのレコーディングスタジオで、プロデューサーに彼らの憧れのバンド、Death Cab for CutieやWeezerを手掛けたジョン・グッドマンソンを迎えて初の海外レコーディングにチャレンジした意欲作。喪失などをテーマにした作品も多く含む本作はイノセントなパワーを大きな武器にしていた彼らを1ステップ成長させたより壮大且つエモーショナルな内容に。表題曲やDHなど、何度もリピートされるエキセントリックでパワフルなニックの歌メロが印象的。これまでの繊細さに力強さが加わり精神的な変化を感じます。アジア圏以外でも評価されるか興味深いです。