ハワイ音楽界のトップ・スターとなったケアリー・レイシェル、実力とそのワイルドなルックスが日本の女性をも虜にしたかどうかは判りませんが、ケアリィ・レイシェルのこのヴォーカルは実力の方も保証付き。デヴュー以来季節には関係なく売れ続けるアーティストでもあります。

美しい肉体には、美しい声が宿る。（ジャケを見よ！辛うじて伝わるか？伝わらないかも知れない...。 ）通算4枚目となるハワイの大スター、ケアリィ・レイシェルの’99年末リリースの最新作”Melelana(メレラナ)この「メレ」とは歌、「ラナ」とは漂うと言った意味でまさしく！な内容でもあります。ケアリィ・レイシェルの魅力はなんと言ってもこのソフトな声（...とフェロモン漂うこの肉体？）。実に気持ちのいいサウンドなのです。この国内盤にはケアリーが語り、フラ・ダンサーが優雅に踊る映像付きのエンハンスド仕様となっております。 ケアリィが語り、フラ・ダンサーが優雅に踊る映像付のエンハンスドCDです。

ここのところ増え続けるフラダンスを習う人たちからも圧倒的な支持を受けているのがケアリィ・レイシェルの曲であるらしい。それだけではなくハワイアンとしてと言うよりも、日々R&B等やポップスを愛聴していると思われる方々の支持をも持つと聞くクロス・オーヴァーなアーティストでもある.

’95年のナ・ホク・ハノハノ・賞にて主要な賞5部門に選ばれた事からしてその期待度が伺え、ここ日本においてもハワイアン部門において爆発的！ともいえるほどのヒットを記録したハワイアン・フラのニュー・リーダー、ケアリ・レイシェルのファースト・アルバム。甘美なる歌声にウットリ、このアルバムの影響にてフラ人口がグッと増えてしまっているとか....いないとか。

そして、流石は肉体派？その見事なボディーを確認する事も可能な、ケアリィ・レイシェルの映像版Live。この作品は’96年の貴重なるライヴを収めたビデオ、ゲストにロビ・カハカラウ、ウルヴェヒ・グェレロ等が出演、そちらの方の映像も貴重なのではとの声も...。そして、フラの方も充分にお楽しみいただけます。

確かに、’96年当初日本のFM局にて彼の曲が頻繁にオン・エアされた時期、「日本だけの事では？」といった偏見にも近い声を聞いたりもしたのだが、事実ハワイ中のレコード店にての投票で決定するというお気に入り「エンタティナー大賞」というものに2年連続で選ばれている事も事実、やはり彼の人気は疑う余地無し！なのでありました。

そして、前にも述べたように日本にてのフラ・ブームの影響もまた彼の音楽が浸透していった事と関係はあるはずである。ハワイアンといえばある意味でそのファン層が特定されてしまっている所もなきにしもあらずではあるが、ケアリーやほかのローカルなアーティスト達によってまた新たなる支持者も増えそうである。