椎名誠 超常小説ベストセレクション 角川文庫

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基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041047699
ISBN 10 : 4041047692
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
椎名誠 ,  
追加情報
:
469p;15

内容詳細

“お召し送り”に選ばれた妻…3ヵ月も毎日降り続く雨…とにかく異常に大量発生した蚊…“盆戻り”で家に帰ってきた亡き母との対面…さまざまな専門家たちがなにかの理由で集められた収容所で、太軸二段式十字ドライバーを片手に脱出をはかろうとする男…。過去30年にわたって発表された小説の中から著者自らが厳選。SF、ファンタジーの枠に収まりきらない“不思議世界”の物語19編を濃密収録したベスト版!

【著者紹介】
椎名誠 : 1944年、東京都生まれ。作家。「本の雑誌」初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けいちゃっぷ さん

    近作を除けばほとんどが既読なので、お得だったかどうか分かりかねますが、こうして久々に読み返すのも悪くないですね。 本当は「北政府」ものだけを時系列にして読んでみたかった。 収録中ではやはり「いそしぎ」と「雨がやんだら」が特に好きだな。 だいたい発表順に並んでいるようだが、後になるほど(筆者が年を取るほど)面白味が薄くなる。 パワーあふれる作品は、若いときじゃないと書けないという事か。 本のタイトルが奇数ページの上に書かれているが、短編集の時は短編のタイトルを載せてくれた方が探しやすい。 469ページ

  • りょうけん さん

    <選> ベストセレクション! どの作品も僕は過去に一度ならず読んでいる事を十全に分かった上でこの本を手に入れた。一冊に合成する際に直元本となった『月の夜のわらいネコ』と『水の上で火が躍る』もおそらく僕は読んでいる。でも読書記録があるははずの読書コミュでは最近は市場に無い本は検索できなくなってしまってそこに無い本の読書記録など簡単には見つかるわけなく証拠探しは困難を極める。

  • てっちゃん さん

    おそらく椎名誠さんの本を読むのは初めてだと思う。超常小説とうたわれているけど、ある種SFの範疇に入る作品なのかな?最初はとまどう話がわりと多かったけど、慣れてくると非常に個性的で面白い作品が多かった。個人的趣味としては。「ぐじ」がモロに好みで解説で最後の3行が怖いという事が書かれていたけど本当にその通り。癖になりそうな面白さだった。

  • Mingus さん

    こんなシーナが読みたかった、がこれみよがしにボリューム満点に詰まった珠玉の短編集。SFというよりは超常と名付けられるだけあって、非現実性の中にリアリズムの骨子がしっかりあるのはやはり筆者の超常的な冒険の経験値がモノを言わせてる。そしてこの多様性、とんでもなく下らなくて、可笑しくて、シリアスであったり、穏やかになれたり、 時として恐ろしく、不思議なフルスイングな物語たち。個人的に‘雨がやんだら’はズバ抜けた傑作である。私が好きな蚊も収録されていて満足。抱貝やぐじも唸らせる。続きが読みたい魅力的な作品も多い。

  • 春風 さん

    臭いや痛みなど身体感覚に訴える描写が秀逸だけど、最近の作品ほど淡泊になっている。しかし解説で「脂の乗り切った時期に刊行された作品集ですら、すべてが傑作であるケースは少ない」とか書いちゃうのはさすが北上次郎。

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