Tell No Lies: ウソ偽りなし

"砂漠のブルース"の影の立役者が贈るノー・ボーダー・アフロ・ミクスチャー！

現在のワールド・ミュージック・シーンをリードする最高のバンド、ティナリウェンのプロデューサーであり、自身もギタリストしてロバート・プラントのソロ・プロジェクトなどで幅広く活動している"英国のライ･クーダー"ことジャスティン・アダムズの２年ぶりとなる4th。

本作はＵＫのワールド・ミュージック・レーベルの最大手REAL WORLDからのリリース。前作と同様ガンビアのリティ（１弦の擦弦楽器）奏者／ヴォーカリストのジュルデー・カマラが連名でクレディット。グリオー（西アフリカの世襲制伝統芸能集団）出身のフラニ人であるジュルデーがもたらす強烈なアフロ・テイストがアルバムの至るところで感じ取ることができます。

もちろんここでメインで聴けるのは、ブルースの源流を辿るかのようなジャスティンのイマジネーション溢れるミクスチャー無国籍サウンド。ニューオーリンズやデルタ地帯の風味を感じさせるアメリカ黒人のルーツ・ミュージックから、西アフリカ各地の伝統音楽、砂漠のブルース、グナーワまでをも取り入れた多彩な汎アフロ系音楽を、時にハードに、時にフォーキーに演出。さらに前作以上にパーカッション・アンサンブルを充実させ、より強い躍動感を堪能することができます。ジャスティンのギターも前作以上に伸び伸びとし、ワイルドさも増した感じ。間違いなく彼の最高傑作が本作であると確信できます。

(メーカー資料より抜粋)