In Trance

いまワールド・シーンで一番熱いライヴがここに！
ジャスティンとジュルデーによる白熱のパフォーマンスを再現！

昨年秋に行われたイヴェント“ワールド・ビート”出演のため来日し、多くのワールド・ミュージック・ファンに大きな話題と衝撃をもたらしたジャスティン・アダムズ＆ジュルデー・カマラ（＝JUJU）。そのライヴ・パフォーマンスを一度見たら誰もが興奮を覚えるほど、そのクォリティには高いものがありました。そんな彼らのライヴを体験した人も、まだ未体験の人にもお勧めしたいフルサイズのライブ盤がついに完成しました。

“英国のライ・クーダー”の異名を持つジャスティンは、少年時代はパンク・ロッカーを目指していましたが、その後好きになったブラック・ミュージックを通じてアフリカ音楽やレゲエに目覚め、さらにはトルコやアラブの音楽にも興味を持ったという点が、彼を非凡なギタリストにさせた大きな要因だったようです。

そんなジャスティンは元ＰＩＬのジャー・ウォーブルやロバート・プラントのギタリストとして、そしてティナリウェンのプロデューサーとして活躍する一方、ソロ・アーティストとしても2000年より活動を本格化。その後2007年にはガンビア出身のリティ（１弦フィドル）奏者ジュルデー・カマラとの共同名義でアルバム『ソウル・サイエンス』（ライス PPR-385）を発表し、その才能を高く評価されるようになりました。そして2009年には『ウソ偽りなし』（ライス PPR-228）を発表、その後は発売記念ツアーを敢行し、そのライヴ・パフォーマンスの素晴らしさを多くの聴衆にアピールしてきました。

本作は昨年の春に限定盤としてリリースしたライヴＥＰ『ザ・トランス・セッションズ』（ライス PPR-1401／現在は販売終了）を大幅にアップデートしたフル・アルバム・ヴァージョン。『ザ・トランス・セッションズ』にはわずか３曲しか収録されていませんでしたが、本作はそこからの２曲に加え、新たに５曲（！）のトラックを追加。そこには昨年の来日に際彼らと同行していたイギリス人若手ドラマーのデイヴ・スミスと、来日公演には参加していなかったベース奏者ビリー・フラーもサポートで参加し、よりゴージャスなサウンドでスリリングなインプロヴィゼイションを全編で聞かせてくれます。

あのロバート・プラントもこのバンドに加入したがっていると、来日した際のインタビューで語っていたジャスティン。それだけ魅力のあるグループに成長してきたと言えるのかもしれません。またジャスティンがプロデュースしたイネス・メゼール『ビヨンド・ザ・トランス』は現在ヒット中。
（メーカー資料より一部抜粋）